出版社内容情報
すべての子どもは家庭に生まれ、地域との接触をもちつつ、その多くが保育所か幼稚園を生活の場として幼児期を過ごす。「未成熟」という発達的特徴をもつ幼児期には、養護と教育が一体となって進められていく必要がある。本書は、家庭、保育所・幼稚園、小学校、地域社会などの場が、そこで生活し育つ幼児自身にとって望ましい生育環境としてあるために必要な条件と課題、保育者に求められている資質について考察している。
1.幼児を育てること
2.幼児期の発達的特徴と保育
3.家庭での生活とそこでの育ちー家族周期の変化と子育てー
4.幼稚園教育の特質
5.保育所保育の特質
6.地域と幼児の生活
7.環境を通しての教育
8.遊びを通しての教育
9.幼児教育の遺産(西欧、日本)
10.幼児を理解するということ
11.望ましい保育者の資質とは
12.幼稚園・保育所と小学校の連携
13.地域における子育て支援
14.多分化化と教育・保育ー国際化社会の子どもー
15.幼児の教育と保育をめぐる現状と課題
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