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出版社内容情報
古文献資料類を扱う書誌学として、書籍の形態を持つものだけでなく広く古典籍類や史料類等の文献資料も対象とし、古文献資料類を取り扱う際の基本的な知識と分析の手法を実際の資料例に即して解説している。一例をあげると、古文献資料を日本語の表記史の観点から整理し、古文献資料の内容を読み解く上での困難の主因を、広い意味での書き表し方の多様性ととらえ、各々の資料の特色を解説。また散文古写本や古筆和歌資料などの実例を用いて平仮名、漢字の読み方を詳しく説明している。古文献資料に関する実用的な知識が得られる書。
１．書誌学への扉
２．料紙と装丁
３．書籍の取り扱いと保存・修補
４．平仮名の読み方（1）
５．平仮名の読み方（2）
６．平仮名文の読み方
７．漢字の読み方(1)
８．漢字の読み方(2) ９．漢文の読み方
１０．訓点資料と片仮名文
１１．書状と文書
１２．辞書の利用
１３．書写の経緯
１４．古筆
１５．出版と書籍
