出版社内容情報
学習科学(Learning sciences)とは人々が互いに理解を深め合える協調的な学習環境の構築を目的に、マルチメディア技術など最新のテクノロジを用いて学習環境をデザイン、また実践的な学習理論作りを進める新しい学問分野である。先進的な研究・開発に取り組んでいる研究者たちの考え方や実例、および実践的なカリキュラム構成、CSILE、Jasper、WISE、LBD、LeTUSなどのプロジェクトを現場からの声を含めて多数とりあげ検討することで、そこに含まれる学びの理論の本質を浮き彫りにしている。全15章構成。
1.学びを見直す
2.協調学習という考え方
3.掲示板による協調学習
4.マイクロワールドの利用
5.デザイン研究
6.科学的な考え方を日常化する
7.パートナーシップという考え方
8.科学する技術を身につける
9.協調学習への足場掛け
10.科学的な問いを問う
11.世界のモデルを作る
12.学習コミュニティの形成へ
13.共有、再吟味のためのテクノロジ
14.学習の評価
15.これからの課題