内容説明
日本史がこんなにわかっていいのかしら?一年から二年も丁寧に教わるはずなのに…どうして日本史というと、トピックがバラバラでつながっていないのだろう?そんなアナタに贈る、日本史を一気に理解できる画期的な本!
目次
第1章 手さぐりの日本史(あれこれと古代妄想の日々;殿に中世をつくす日々;あけの明星・近世の日々)
第2章 ストレスの昭和史(戦前競競むなしき日々;戦後不覚に走り続ける日々)
第3章 揺れて漂う平成史(お手本二〇世紀なしの日々;新世紀にエヴァれない日々)
著者等紹介
藤井青銅[フジイセイドウ]
作家・脚本家。1955年山口県生まれ。1979年、第一回「星新一ショートショート・コンテスト」入賞を機に作家、放送の世界へ。「サルたちの永田町」(ニッポン放送)で、第27回ギャラクシー賞ラジオ選奨。オリジナルドラマ「韃靼漂流記」(福井放送)で、民放連優秀賞。作・演出した「いっこく堂ボイスイリュージョン」が芸術祭新人賞。「試験に出るコント」(NHK)で、第45回ギャラクシー賞ラジオ選奨。ドラマ「想像ラジオ」(ニッポン放送)で、第51回ギャラクシー賞ラジオ優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sekkey
3
タイトルに偽りなく一気に読めてしまった。青銅さんの語り口はしょうもないギャクやユーモアが織り交ざりとても楽しい。見栄を張って「背伸び」をして無茶な戦争をした後は、金持ちが労働者をこき使って富をこれでもかと一局集中させ、庶民はその移り変わるスピードについていけずストレスが溜まる一方。 世の中がそんなにしゃかりきにならずに穏やかに生活できる雰囲気にならないものだろうか。2023/05/07
ブラック ミッフィー の チョコちゃん
3
たしかに ズラズラ~と初めの流れからいっきに行くと 歴史ってほんと、繋がってる感がすごくして わかりやすくて、なんか良かった。 そう考えると学校で教わる期間がやたらと 長く感じてしまうな。 まあでも、そうとう はしょりながら行くから 一つ一つが薄いけども・・・(笑) 2019/03/20
ブラック ミッフィー の チョコちゃん
2
大河の為に流れを掴みたくて再読。 鎌倉時代の所を知りたかったんだけど、その部分が サラリと終わってる(笑) 2021/12/24
しま
2
タイトルに偽りなし!さらっと読めるしなんとなく流れはわかる。苦手な近現代史もなんとなくわかった(なぜ軍部が力を持って行ったのかとか、5.15、2.26事件の意味とか)2019/05/25
watalion
1
世界史地理選択で大学受験を経験した身としては、昭和史から平成史の流れにかけての大まかな理解に役立った。ギャグに還暦の凄みを感じたが、リトルな自分としては逆に味わい深かった。マセキの小ネタなんかもよい。2019/03/19