内容説明
この国を守るのは「官」ではない。テロに戦慄する現代日本と地続きの“知られざる”警備業の歴史とは?セコムとアルソック―1964年東京五輪を契機に現れた、二大民間警備会社の勃興と確執。2020年東京五輪を掴んだ作家が緻密な取材と卓越した視点で、隠された戦後史を照射し未来を予見する。
目次
序章 遂行
第1章 勃興
第2章 失墜
第3章 萌芽
第4章 反発
第5章 開拓
第6章 五輪
第7章 交錯
第8章 膨張
終章 光明
著者等紹介
猪瀬直樹[イノセナオキ]
1946年、長野県生まれ。1987年『ミカドの肖像』(小学館)で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。1996年『日本国の研究』(文藝春秋)で文藝春秋読者賞。2002年6月、小泉純一郎首相より道路公団民営化委員に任命される。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授などを歴任。2007年6月、石原慎太郎都知事より、東京都副知事に任命され、2012年、東京都知事に就任。2013年12月、都知事を辞任。2015年9月、日本文明研究所所長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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