内容説明
“福澤諭吉なら、今の日本がかかえている問題をどう解決し、日本をどう導いてゆこうとするのか?”この問いに17人の日本を代表する著名な方たちが福澤諭吉の言葉を引用しながら答えた一冊。
目次
第1章 福澤諭吉―今の日本を見て、動く(茂木健一郎(脳科学者)『日本を覆う知の劣化』―ハーバードの日本校を本気でつくろうとしたでしょう。
齋藤孝(明治大学文学部教授)『構えと教育』―教育現場に立ったら上機嫌とTシャツに書き込んで、子どもに接していたかも。 ほか)
第2章 福澤諭吉―今の日本を見て、叱る(北康利(作家)『ノブレス・オブリージュの重要性』―国民がしっかりしていないから、国がしっかりしないんだ!
林望(作家)『個人主義者であれ』―命を賭けて男女同権を説いた100年後の女性が、この程度なのか!? ほか)
第3章 福澤諭吉―今の日本を見て、褒める(橋爪大三郎(社会学者/東京工業大学教授)『日本の惨状の真の原因』―後継者たちの努力の結果を見て「よくやった」と。そして、新たな目標に切り換え「しっかりやれ!」と激励するのでは。
川淵三郎(日本サッカー協会名誉会長)『ゼロからの組織論』―日本のサッカーの活躍を見たらビックリされますよ。「よくやってるよ」と、お褒めの言葉をいただけると思う。)
第4章 福澤諭吉―今の日本を見て、説く(葛西敬之(JR東海会長)『マイナスからの改革』―今の日本を取り巻く国際情勢を見てこう言うと思う。「決して、同盟国を間違えるな」と。
千住博(日本画家/京都造形芸術大学学長)『日本よ、芸術立国たれ』―日本にほこりを持て! ほか)