扶桑社新書
家に帰らない男たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 195p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594055936
  • NDC分類 367
  • Cコード C0295

内容説明

帰る家はある。収入もある。妻子もいる。それなのに、なぜ帰らない?サウナ、ネットカフェ、カプセルホテルを泊まり歩く男たちの本心とは。ホームレス作家の眼で徹底的に観察した渾身のルポルタージュ。

目次

第1章 帰らない男?帰れない男?―広告代理店勤務、山村信吾、四十四歳
第2章 夢なき夢追い人―ネット喫茶難民、種村健二、二十二歳
第3章 家に帰るのが怖い―地方出身のサラリーマン、笹山義和、四十三歳
第4章 週末婚―IT企業勤務の高収入サラリーマン、山崎聡、三十八歳
第5章 万事、問題なし―脱サラした自営業者、多田野道夫、五十歳
第6章 二重生活者―デザイン事務所勤務、木村耕一、四十六歳

著者等紹介

松井計[マツイケイ]
1958年7月5日生まれ。大学卒業後、英語講師、古書店店主などの職を経験。1995年7月短編戦記小説集『血戦!帝国艦隊進撃ス―零戦隊激闘記』を松井永人名義で刊行、文筆生活に入る。2001年幻冬舎より刊行した『ホームレス作家』から筆名を本名に戻し、以降は松井計の名前で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mitei

26
色んな社会人がいるんだなぁと実感した。自分も終電を気にせずネカフェにでも泊まって出勤の方が楽かもなぁと最近思ってきた。2012/05/23

なっちゃん

16
「家」とは、「家庭」とは、何でしょう?帰らない理由はそれぞれ。でも、家庭の安定のために帰らない男たちの気持ちはわからなかった。そして、それで良いと思っている女達の気持も。何年たっても、「時間を共有したい。気持ちを分かち合いたい。」と思っている私には、週末だけ帰ってくるのはさびしすぎる。2014/04/04

おらひらお

7
2008年初版。なかなか地方では起こりえないことが東京で起きていることを知りました。愛人を作って半同棲というのはよくあるかもしれませんが、サウナ連泊で疲れが取れるのでしょうか。2012/07/06

バーベナ

5
帰れないんじゃなくて、帰らない。その違いは大きい。家庭はうまく行っている(そうなるよう努力している)。でも、カプセルホテルやサウナの開放感も必要。多少は自由になる収入がないとできない事。自分のバランスをとりながら『働く』男たち。家族が住んでいる、いないにかかわらず、『家』というのは面倒くさい部分があるのかも。2013/03/30

ジョージ

4
図書館にて。そこらの通行人にふわっと聞いてみただけのような内容。2021/04/28

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