扶桑社新書
2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?―巨大掲示板管理人のインターネット裏入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594053888
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0295

出版社内容情報

Google、YouTube、mixiなどのウェブサービスが注目されるが、国内のウェブ進化にとって、2ちゃんねるの功罪は計り知れない。管理人ひろゆきは、今何を考えているのか。「web2.0はマイナスイオンと同じ」「100年後に残るのはインターネットよりキティちゃん」など、その本質に迫る。

内容説明

Web2.0に隠された真実を“この男”が読み解く。もう、これ以上、インターネットは社会を変えない。

目次

「チャンネル」に関する全国300人アンケート
1 まずは結論
2 ITのウソ
3 明るい未来への誤解を解く
4 対談 佐々木俊尚×ひろゆき―西村さんの言っていることは、身も蓋もなさすぎてついていけない
5 間違いだらけの法律
6 メディアと2ちゃんねる
7 対談 小飼弾×ひろゆき―2ちゃんねるは、僕が潰させませんよ

著者等紹介

ひろゆき[ヒロユキ]
本名・西村博之。1976年、神奈川県生まれ。東京都に移住し、東京都立北園高等学校卒業後、中央大学へと進学。同大学在学中にアメリカはアーカンソーに留学し、1999年5月にインターネットの匿名掲示板『2ちゃんねる』を開設、管理人に就任。東京プラス株式会社代表取締役、有限会社未来検索ブラジル取締役と多くの企業に携わり、企画立案やサービスの運営、プログラマーとしても活躍。『2ちゃんねる』に関連する多数の訴訟案件を抱えつつも、現在も管理人を続けている。2005年に株式会社ニワンゴの取締役管理人にも就任。アップロードされた動画にユーザーがコメントをつける機能を持ったサービス、『ニコニコ動画』を2006年末に開始し、大反響を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

61
当時の2ちゃんねるのアングラな感じを思い出した。2010/01/27

吉野ヶ里

17
例え話と具体的な実例の出し方が上手い。よく勉強してるんやろなあ、と思った。ただ専門書ではないので、興味のとっかかりとしてはいいのかなって感じ。ひろゆき、嫌いだけど尊敬するところは多い。YouTubeやニコニコはSNSなんやなあ。2ちゃんも結局、話題はなんでもよくて話せて、鬱憤を吐き出せればいいのか。日本の法律はブレてて、それが良いとこでも悪いとこでもあるって話はなんとなく思うとこではある。賠償金を払わないでも逃げ切れてるのは、ひろゆきの立場が特殊だったおかげであって、一般論みたいに話すのはどうかと思う。2016/08/24

shinano

17
この本だけでしか知らないのですが、読後、著者ひろゆき(西村博之)氏は変わった人だなぁと思いました。好きなこと興味あることへは、志向性を表しそのための思考を尽くす反面、自分の成果が社会へ好悪含めて影響を与えていても何処か我関せずというようにできる。興味ないこと価値をおかないものへは全くの無頓着である。2ちゃんねるにしてもニコニコ動画にしても、技術者的な目で、目的もって技術改善し取り組み成果を生むとことよりも、手段をいろいろ思考して反映するのが楽しいだけではないかと感じた。この観点でみると社会的無責任者かな。2010/12/10

トダ―・オートマタ

7
著者のインターネットに対する視点はすごく面白いと思った。 ただ、インターネットというのは基本的に、技術的にあまり変わっていないよう書いていた。個人的には小飼弾氏との対談が面白かった。 本書ではインターネットの未来は携帯電話にある、みたいなことを書かれているが現在スマートフォンが流行っているみたいなので一応予想は当たっていると思う。2011/11/29

kubottar

7
読み終わって一言、どうやったらひろゆきみたいな人間が出来るのか不思議です。やはり生まれつきなのかな?小飼弾との対談もすごい。インターネットでなら一億円くらい誰だって稼げるという話は、胡散臭さを感じると共にこの二人なら普通の会話なんだろうな、と思った。2011/08/16

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