扶桑社ミステリー
キリストの遺骸〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594051563
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

イスラエルからの情報に、バチカンは震撼する。もしこれがキリストの遺骸ならば、イエスの復活はなかったことになり、人類の救済と神の国の到来という教義の根幹が否定されてしまうのだ。教会最大の危機に、バチカンはひとりの神父の派遣を決定する。CIAの作戦にも参加した、元兵士の司祭ジムだ。重責に苦しみながら、ジムはこの2000年間で最大の歴史の謎に挑む。だが、エルサレムの宗教対立は、予想外の波乱を巻き起こした…ベストセラー作家が放つ歴史ミステリーの名作。

著者等紹介

サピア,リチャード・ベン[サピア,リチャードベン][Sapir,Richard Ben]
1936年生、87年没。編集やPRの仕事を経て、71年、ウォーレン・マーフィーとの共著で、『殺人機械(デストロイヤー)』シリーズを開始、世界的ベストセラーとなった

新谷寿美香[アラタニスミカ]
同志社女子大学英米文学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

5
【読メ登録以前読了作品】2006/05/11

Richard Thornburg

3
感想:★★★  下巻に入って失速した感は否めませんが、まあまあだったのではないでしょうか。  途中で入る主人公たちの惚れた腫れたの話が余計な感じがしますね。  今回の場合、キリストの遺骸であることの検証方法が存在しないわけで、ストーリーの締めくくりとしてはこんな感じになってしまうのではないかと思います。  かなりラストは消化不良気味です。  個人的にはもう少し現存する聖遺物なんかをうまく噛み合わせて欲しかった気がします。2014/07/21

りゅ

1
この作品上下両方ともいえることだが、性行為の描写が多すぎる。だが、調査の過程や登場人物達の心情の揺れなどは読んでいて悪くはなかった。2017/05/24

ようぜふ

1
そうするよりないよね。っていう結末。モヤモヤは残るけど、信仰ってそういうものなんだろう。2014/04/13

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