出版社内容情報
遺伝子の異常により、人の十倍も速く年をとってしまう生まれつきの病気「早期老化症(プロジェリア)」。世界でたった30人~40人しか患者はいません。患者の平均寿命は13歳。若くして亡くなってしまう運命を背負っているのです。そして、現在もまだ治療法は見つかっていません。フジテレビのドキュメンタリー番組『サイエンスミステリー』で取り上げられたプロジェリアの少女アシュリーは、2005年で14歳になりました。母の再婚で、父親と弟ができたこと。心から慕っていた大親友、ジョンとの悲しい別れ。大きな出来事を通じて、彼女はいま何を思うのでしょうか。
病気について、命について、家族について、親友について、精一杯語ってくれました。プロジェリアであるという現実を見つめながら「わたしは幸せだよ」と笑うアシュリーが生きることの大切さを教えてくれます。
内容説明
世界でわずか約30~40人の早期老化症(プロジェリア)の子ども。人の10倍もの速さで年をとる彼らの平均寿命は、13歳である。限られたみじかい命を精一杯生きているアシュリー。14歳になり、プロジェリア患者の平均寿命を越えたいま、自分のこと、病気のこと、命のこと、家族、そして最愛の親友のことを自分のことばで懸命に語る。
目次
1 わたしはアシュリー
2 自分のこと
3 わたしの家族
4 わたしの一日
5 お気に入り
6 学校
7 親友
8 命
9 祈り
10 夢
11 ありがとう
著者等紹介
ヘギ,アシュリー[ヘギ,アシュリー][Hegi,Ashley]
1991年5月23日、カナダ生まれ。生後3カ月あたりから、皮膚が硬くなりはじめるなど異変が表れる。判明した病名は早期老化症(プロジェリア)。遺伝子の突然変異によって人の10倍の速さで年をとってしまう病に侵されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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