イラク便り―復興人道支援221日の全記録

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594043339
  • NDC分類 302.281
  • Cコード C0095

内容説明

中東の大地を駆け抜けた外交官の思いとは!注目を集めた外務省ホームページ「イラク便り」の全文を一挙掲載。

目次

クウェートから一路バグダッドへ
宮殿で仕事をしよう
チグリス河の畔で
星はどこだ?!
遂に仲間が到着
シャワーから水が出るぞ
日本から調査団到来
バグダッドの人々
遂に食堂が整備される
初めての休日?〔ほか〕

著者等紹介

奥克彦[オクカツヒコ]
1958(昭和33)年兵庫県宝塚市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、外務省入省。在イラン大使館、在米国大使館、アジア欧州協力室長、国際経済第一課長、国連政策課長等を経て、2001年11月より在英国大使館参事官。2003年3月よりイラクに派遣され、日本政府と人道復興支援局(ORHA。後に連合暫定施政当局(CPA)に改編)との調整に中心的役割を果たした。2003年11月29日、イラク中部のティクリート付近で銃撃され死亡した。同日付で大使に昇進した
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感想・レビュー

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まえちゃん

3
イラク中部で銃撃を受け殺害された日本人外交官奥克彦氏が、イラク入りしてから亡くなる2日前まで書き続けた手記。 イラクの市民生活や復興支援活動についての記述のみならず、現地での休日の過ごし方や食事まで、メリハリのある文書で好奇心を刺激してくれ、イラクへの知識を深めてくれます。 そして何より、著者のイラク復興に対する真摯な姿勢と崇高な使命感、イラク国民に対する暖かい眼差しがにじみ出ています。 ん~、日頃の作業に追われて忘れがちな、仕事に対する使命感や責任感を奮い立たせてくれたよ。2011/04/21

コウヘイ

1
多くの人が望む復興がテロによって無様に破壊されている気がした。イラクの復興が上手くいかなかった理由について調べたいと思った。2017/09/01

フランキー

0
テロへの怒り。思想だろうが宗教だろうが人の命を奪うテロは悪以外の何者でもない。イラクに限らず、貧困や戦争、独裁政治などに苦しめられる人々を救おうと高い志を持った人々が世界中で働いていると言うことを改めて認識することができた。世界で何が起きているのか、自分は何ができるか、よく考えたい。2021/11/07

TSUJINO Yusuke

0
☆☆☆☆ 突然便りが届かなくなる。 それが悲劇の衝撃を際立たせる。 想い、志は周囲の人たちが受け継いでいく。 イラク戦争直後のイラクの日常が伝わる本。

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