内容説明
えっ!記憶って勝手にすり替わるんですか!?誰にも覚えがある記憶の不思議に迫る疾風怒涛のトーク・セッション。素朴な疑問から唯脳論的批評まで、聞けば聞くほど面白い記憶にまつわる疑問難問珍問奇問。
目次
第1章 言葉を記憶する
第2章 記憶は嘘をつく
第3章 忘却とは“幸せ”の証明である
第4章 “懐かしさ”はどこから来るのか
第5章 身体が記憶する
第6章 郷愁を誘う感覚の記憶
第7章 日本人の脳の不思議
第8章 記憶をリセットする
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業。専攻は解剖学。東京大学医学部教授を経て、現在は北里大学教授、東京大学名誉教授。『からだの見方』でサントリー学芸賞を受賞。さらに『唯脳論』は独自の視点からの洞察に溢れ、社会的に大きな反響を呼んだ。その視野は文学や哲学的領域にまで広がり、刺激的で奥の深い考察が多くのファンをひきつけてやまない
古舘伊知郎[フルタチイチロウ]
1954年東京都生まれ。立教大学卒業後、’77年テレビ朝日アナウンサーとして入社。以来、『ワールドプロレスリング』などの番組を担当。プロレス実況において、その鋭敏な語彙センス、ボルテージの高い過激さで、独特の“古舘節”を確立。’84年テレビ朝日を退社し、フリーとなる。現在、多くのレギュラー番組、新聞や雑誌の連載等で活躍。ライフワークとして’88年にスタートしたトークライブ「トーキング・ブルース」は、’02年で15回目を数える
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