ドロシーおばさんの大事なことに気づく

ノルト，ドロシー・ロー【詩】〈Ｎｏｌｔｅ，Ｄｏｒｏｔｈｙ Ｌ．〉/加藤 諦三【著】/石井 千春【訳】

扶桑社（2002/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 269p／高さ 20cm
• 商品コード 9784594035518
• NDC分類 159
• Cコード C0097

内容説明

たった２０行の詩があなたの人生を変える！大ベストセラー『子どもが育つ魔法の言葉』『アメリカインディアンの教え』のドロシー・ロー・ノルト待望の最新刊。

目次

自分に正直になったとき、大事なことに気づく
本気で何かをしているとき、大事なことに気づく
捨ててもいいと思ったとき、大事なことに気づく
変わってもいいと思ったとき、大事なことに気づく
少し待とうと思ったとき、大事なことに気づく
人に頼るのをやめたとき、大事なことに気づく
思いがけないところで、大事なことに気づく
思いがけない時に、大事なことに気づく
じっと見つめたとき、大事なことに気づく
じっと聞いたとき、大事なことに気づく
新しい人に出会ったとき、大事なこと気づく
人を責めるのをやめたとき、大事なことに気づく
失敗し、失望したとき、大事なことに気づく
違う道を選んだとき、大事なことに気づく
大事なことに気づくのは、難しいことじゃない
いつも心を開いていたい、いつも耳を澄ましていたい、そうすれば、あなたは気づく、あなたは出会う、本当の自分に

著者等紹介

ノルト，ドロシー・ロー［ノルト，ドロシーロー］［Ｎｏｌｔｅ，Ｄｏｒｏｔｈｙ　Ｌ．］
１９２４年生まれ。家庭教育の子育てコンサルタントの第一人者。大学、病院で教育関係の講演を数多く行う。三人の子どもの母親であり、二人の孫、五人のひ孫がいる。南カリフォルニア在住

加藤諦三［カトウタイゾウ］
１９３８年東京生まれ。心理学者、作家。東京大学教養学部卒業。現在早稲田大学理工学部教授、ハーバード大学ライシャワー研究所準研究員。日本精神衛生学会理事。ラジオ番組『テレフォン人生相談』（ニッポン放送系）レギュラーパーソナリティ

石井千春［イシイチハル］
早稲田大学大学院修士課程修了。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[チョコ]

自分がいかにナルシストかということに気づかされた。気づけただけでも、進歩かな。耳を澄ませてナルシストでなくなろう、心を無にできるように。 自己執着がある限り本当の自分に会えない。なるほど。悩んでる人はありがとうを言わない。というのもなるほど、、

2021/06/26

[Jas]

すらすら読めた。加藤諦三氏の本は、歪んだ私の世界から、清らかな世界へと連れ出してくれる。子供の頃に夢見たような美しい世界が、大人になっても確かにあるんだと教えてくれる。汚れていくって、表面だけのことにとらわれて、本質を見失うことなんじゃなかろうか。汚れた声に惑わされず、自分の心が正しいと思うように生きていい。自分の心に正直に生きれば、正しいことを正しいと、自然に感じとれるのだ。答えはいつも、自分の中にある。自己執着せず、ありのままに、川の流れのように生きる。本当に、大切なことに気づかせてくれる本だった。

2020/01/05

[さだはる]

「ドロシーおばさんの」って書いてあるから母性系かと思いきや、「諦三おじさん」の父性系文章でした。私は不安症なので相当にナルシストなんだなぁということがつまり「気づいた大事な事」ですが、諦三おじさんはちいとばかし表現がストレート過ぎるので、終始叱られている気分になってしまった事は否めない。後書きにも書き出しにあるような「ドロシーおばさん」のフォローがあればまだバランスいいんだろうけどなぁ。

2012/04/15

[あーちゃん]

大事なことに気づくた10のことについて、書かれています ひとつ、ひとつの章に例などを盛り込んで、書かれています。訳本なのですが、日本の実体に即したことも入っています。 さらっと読めますが、自分の中に、それぞれのことを気にしつつ、人生を送って、行きたいと思います。

2023/03/30