感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
180
本書を教科書として採択するのかで揉めていた1冊。読んだ限りでは普通の日本史の教科書だと思う。たまにこういう意見もありますよ的なコラムで問題ない。2015/01/28
James Hayashi
33
「新しい歴史教科書をつくる会」の西尾幹二氏を中心に作られた中学生用教科書。自虐史観や東京裁判史観を外した真なる教科書。従軍慰安婦、南京事件など隣国がえぐる際どい事件に関し、証拠不十分で不採用は当然の見解。また戦争を美化しているとの発言もある様だが個人的には一切その様な事はない。読み通して少なからず日本人として誇りを感じる内容であるが、もっと自信を持てる様な内容でもいいと思う。他書と読み比べると色めき立つのかも知れない。2019/01/10
ムカルナス
10
「初等科国史」と比較するのに再読。いわゆる自虐史観の教科書ではなく左派マスコミから批判された書だけあって太平洋戦争に対する日本の立ち位置も「初等科」と同じなのが面白い。代表執筆者の西尾幹二氏は「ＧＨＱ焚書図書開封」シリーズを刊行されているので廃刊となった「初等科」も参考にされているのだろうか、本書にも歴史への連帯感、愛国心が感じられる。全体に欧米中心の史観ではない公平な立場で記述された良い教科書だと思う。枝葉末節だけ取り上げ一方的に批判するメディアに対して全体像を示したかったのが本書刊行の目的らしい。2020/01/08
ちくわん
10
途中まで「いっきに! 同時に! 世界史もわかる日本史 」と並行して読んでみた。帯の通り「国民に判断してもらいたい－－」理由がちゃんとある、すごく主張の強い記述。ほぼ日本史オンリーなので、この１冊で中学歴史が足りるのか疑問だが、「なぜ、どうして」を考えるように導入があるところは好感が持てる。いずれ国というものは人種、民族、宗教、貧富、格差、差別など様々な要素で成り立っているので、万民が納得できる完全に「中立・平等」な教科書なんぞは存在しえない。まして近隣他国のご意向を反映することなどーーと、私は思う。2018/06/24
Mariamaniatica
6
教科書通読なんて受験以来でしたが、大変興味深く読み終えました。この教科書のどこが悪くてあれほどの物議をかもしたのか理解できなかった。戦争賛美などどこにもないし、自国とその歴史に誇りを持つための興味を喚起する良い教科書だと思いました。2011/11/13
