内容説明
陽光あふれるフロリダのトード島―「ヒキガエル」という名を持つこの小島で、突然大がかりなリゾート大開発がはじまった。大量に生き埋めにされたカエルたちをよそに、利権渦巻くプロジェクトは進んでいく…さて、おせっかいな環境運動をたったひとりで展開するトゥイリーは、車窓からゴミを投げ捨てるという、許しがたい犯罪行為を目撃した。問題の人物は、やり手のロビイストとしてフロリダ政界で珍重されている、ストウトという男だ。怒りに燃えたトゥイリーの強烈な攻撃がはじまった。
著者等紹介
ハイアセン,カール[ハイアセン,カール][Hiaasen,Carl]
1953年、フロリダ州マイアミ生まれ。“マイアミ・ヘラルド”の記者を経て作家になる。新聞記者時代の同僚モンタルバーノと合作で3冊の長編を著し、その後は単独で作品を発表、ベストセラー作家となる
佐々田雅子[ササダマサコ]
英米文学翻訳家。主訳書にレセム『マザーレス・ブルックリン』(ミステリアス・プレス文庫)、ゴーズ『敵中漂流』(新潮文庫)、エルロイ『わが母なる暗黒』(文芸春秋)他、多数
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感想・レビュー
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うりぼう
2
「SICK PUPPY」の意味が判らないまま。病気の犬好きのおっさんの話?2001/07/14
kasim
1
ぶっ飛んだ登場人物たちが楽しいコメディだけど、読みごたえもある。狂信エコロジストに作者はどこまで距離を置いているのか。「トード・トーノ・ソードー」というO音の執拗さは、訳者の工夫なのかな?フロリダの陽気な太陽を思い浮かべつつ、夏のリゾートで読むのにピッタリな本。
カオシュン
1
下巻へどうぞ。2012/09/21
kanamori
0
☆☆☆★2014/09/30
慧
0
★★2005/10/13