内容説明
歴史学者ジョナサンは暗いニュースばかり伝えられる日々に嫌気がさし、著作の執筆に没頭しようと山荘にやって来るが、高熱を発して倒れてしまう。そこに惣然として美しい若者の姿をした幽霊が現れジョナサンを手厚く看護する。その幽霊はアズリエルと名乗り、意外なことを語りはじめたのだ。自分は“骨のしもべ”という幽霊であり、今、世間を騒がせている宗教団体「心の寺院」の教祖を殺した、というのだ。ジョナサンはアズリエルの話を克明に記録することにした…。「ヴァンパイア・クロニクルズ」シリーズで見られる鬼才アン・ライスが、歴史、宗教、哲学の分野の該博な知識を披露しながら壮大なスケールで展開するゴースト・ストーリー。
感想・レビュー
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sensei
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古代のバビロンで生贄にされ「骨のしもべ」という霊にされた青年が何世紀も経て現代のニューヨークに蘇り、世界の滅亡を目論む異端者の企みを阻止する話。最初は、原書を読み始めたが、理解できない部分があり、読み進めるのが困難になったので、翻訳版のこの本を読んだ。実在した多くの歴史上の人物が登場し興味深い面もあるが、ストリーは回りくどく決して面白くはないが、イスラム地域の歴史を追うとそれなりにおもしろくなる。 2019/12/02
めー
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いつ面白くなるんだ…？と思いながら読んでいった。さすがに後半はしんどくなって飛ばし気味に。話が動くのが最後の方なので、読み進めるのが辛かった。冗長な印象がぬぐえず。2018/02/18
