国民の歴史

国民の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 774p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784594027810
  • NDC分類 210
  • Cコード C0021

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

38
日本の歴史が語られているが、世界史から観た日本も論じられているので興味深いが通史ではない。歴史家でない著者が思うままに好きなようにアレンジしコメントを加えた歴史書。日本は中国文明から一線を画し独自の文明を築いてきた事、英露の対立により日露戦争時の日本は英国の傀儡であると説いたり、面白くはあるが余分なものが多く、尚且つ欠けているものも多いと思う。しかしまた読みたい。2019/02/06

mitei

28
タイトル通り日本の歴史をとても分厚い本にまとめていたが、頭にスーっと入ってきて分かりやすかった。これを教科書にしたらいいけど重たいだろな笑2011/03/10

RASCAL

21
10年ぶりくらいの再読、800ページ近い大書で読むのに数か月かかった。日本vs世界関係史です。日本人の耳には心地よい、右寄りの史観の本。中韓や欧米人には妄言と言われてしまうでしょうけど、正鵠を射ていると思われる部分も多々あります。現在のことですら論争になるのですから、歴史認識が国によって違うというのはある程度当然のこと。教条主義というか、建前をきっちり作ってくる欧米諸国に比べ、日本は無防備に本音を言ってしまう。歴史認識も政治であり、時としては形を変えた戦争であるということを教えてくれる一冊。2013/09/15

ムカルナス

18
本書は自国の歴史が西欧や中国等、外国から見た日本の歴史になってしまっていると警鐘をならす。敗戦後に日本は、戦勝国の戦争犯罪を隠蔽し日本が二度と脅威にならないようにすべく日本悪玉論を押し付けられる。日本が敗れたのは「戦後の戦争」だという。また戦争では双方とも非道行為は避けられないものであるから、歴史に道徳を持ち込んで論じるのは間違いであり、日本が学ぶべきは欧米目線の歴史ではなく欧米の歴史に対する態度だという。共感できる部分、できない部分は人それぞれあると思うが新たな見方を提供してくれる本だと思う。2016/08/10

さきん

15
日本の歴史を高く評価する内容。少し決めつけている感じもしたが、他の歴史教科書も史実を書くに当たって、やはり決めつける他のない記述になっている。しかし、主観的だから問題だというわけではなく。さまざまな見方の中において、我々はこのストーリーを採用するという考えが大事だと思う。今後、日本の歴史の方向性を占うに当たって本書は良い指標になるだろうか?2015/07/24

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