出版社内容情報
人体を様々な方向からながめることができる図鑑。『呼吸器』では生きていくためになぜ酸素が必要なのか考えて呼吸器の秘密を探ります
高沢謙二[タカザワケンジ]
監修
内容説明
人間はいつも、呼吸をしています。空気をすいこんで、その中にふくまれている酸素を取り入れ、かわりに、二酸化炭素をからだの外へ出します。これが呼吸です。呼吸をするためにはたらく、鼻、のど、気管、気管支、肺などの器官を呼吸器とよびます。ではなぜ、人間は呼吸をするのでしょう。そのなぞと呼吸器のしくみを探ってみましょう。
目次
呼吸をするための器官 肺
酸素を全身にとどけるために協力 肺と心臓
空気のとおり道 気管と気管支
酸素と二酸化炭素の交換場所 肺胞
ねむっているときも、酸素を取りこむ 脳が呼吸をコントロール
肋間筋と横隔膜が外からはたらきかける 肺を動かす筋肉
肺、肋骨、横隔膜が変化する 呼吸をする胸の動き
空気がとおって声になる のどと声帯
肺のために空気をきれいにする 鼻のやくわり
はく息、すう息といっしょに出る くしゃみ、せき、あくび、しゃっくり〔ほか〕
著者等紹介
高沢謙二[タカザワケンジ]
東京医科大学名誉教授、東京医科大学病院健診予防医学センター特任教授、信濃坂クリニック院長、北京大学客員教授。東京医科大学卒業。長年にわたって心臓病や高血圧の予防と治療に取り組んでいる。「血管年齢」という指標の考案者。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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