内容説明
ハロウィーンまでに本を作る!と、はりきるシーモアたち。しかしスペンス屋敷をたずねてきたドク・サイシャーという男がシーモアとムッツリーを連れ去り、世界じゅうにハロウィーン禁止令を出します―。ゆうれいのオリーブはふたりを助け、ハロウィーンまでに新作を書くことができるでしょうか?
著者等紹介
クライス,ケイト[クライス,ケイト] [Klise,Kate]
アメリカ合衆国イリノイ州ピオリア生まれの姉妹。ケイトが文、サラが絵を担当し、子どものころからいっしょに本をつくってきた。「ゆうれい作家はおおいそがし」シリーズの1巻は、アメリカの17もの州で児童文学賞にノミネートされた。ミズーリ州ノーウッド在住
クライス,M.サラ[クライス,M.サラ] [Klise,M.Sarah]
アメリカ合衆国イリノイ州ピオリア生まれの姉妹。ケイトが文、サラが絵を担当し、子どものころからいっしょに本をつくってきた。「ゆうれい作家はおおいそがし」シリーズの1巻は、アメリカの17もの州で児童文学賞にノミネートされた。カリフォルニア州バークレー在住
宮坂宏美[ミヤサカヒロミ]
弘前大学人文学部卒業。旅行会社勤務、雑誌のライターなどを経て翻訳者に。宮城県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小夜風
22
【図書館】前作の「それで良いの?」と納得出来なかったところがちゃんと書かれていてスッキリしました。ハロウィーンの副作用が「悪夢、鼻かぜ、虫歯」というドク・サイシャーの説に笑ってしまいました。でもだからって世界中のゆうれい本を燃やす日にするなんて、とんでもない!今回も全編手紙のやり取りで構成されているのですが、請求書や破れた封筒がリアルなのが面白かったです。250キロで走る移動図書館…(笑)。2015/01/13
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2017/08/22
ぷるぷる
2
ゆうれい作家はシリーズ第2弾。完全に1巻の続き。ゆうれいを信じることを禁じてハロウィーンを中止しようとする国際児童団体のドク・サイシャーとの戦い。実に勧善懲悪な展開になんともアメリカを感じてしまう。それぞれ収容所に閉じ込めたムッツリーとシーモアを助け出す幽霊オリーブの活躍が楽しい。おかげで街中の人がオリーブの存在がバレてしまったような気がするのですが、気にする必要ないのか?あらためて家族となった3人はなんだかちょっとホロリとさせる。相変わらずの書簡形式で挿し絵も手紙を模したデザインも可愛い。次巻も楽しみ。2015/02/13
ぽて
2
【ハロウィーンまでに本を作る!と、はりきるシーモアたち。しかし、スペンス屋敷を訪ねてきたドク・サイシャーがシーモアとムッツリーをそれぞれの更生施設に連れ去り、教育に悪いという理由で世界中にハロウィーン禁止令を出し…】1作目で形態に慣れたせいですんなり読了。登場人物の名前が児童書って感じで微笑ましい。そして、相変わらず存在が害悪な両親登場。実際にいそうでいやだな、こういう自分に都合のよい事しか見えない人たち。本を燃やすというところで、眉が顰められ、250キロの移動図書館でプ。そしてオリーブのお墓に…。2015/02/07
Olga
1
シリーズ第2作。無理解な大人はいるけれど、わかってくれる大人もいて、世論に振りまわされる人もいれば、絶対に信念を曲げない人もいるということがよくわかる。まあ、そんな堅苦しいことは考えずに、楽しく読もう。 個人的には、作家の姉とイラストレーターの妹の共同作品というのが何ともいいなあと思っています。2014/09/23
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- 和書
- 大阪弁の秘密 集英社文庫