内容説明
シュタイナーの子どもへのまなざしに深く深く共感する、るり子さん。絵本や子どもたちとのかかわりから日々をとらえ直してみると…。現在進行形のかけがえのない毎日だから、子育てしながら、自分を発見し育てていきたい、と思うお母さんや、子どもにかかわるすべての人に贈る待望のエッセイ。
目次
あなたの好きなものはなんですか？―はじめに
火の光、石の光、星の光―絵本と暮しをつなぐもの
シュタイナーと私
つよくなる子ども―心配しないでおかあさん
引き受けること―ちっぽけな親だから
まねっこ、つもり―安心につつまれて
世界を美しくする仕事―なぜ勉強するのか考えてみる
事実は強し―なぜなぜ坊やとさがしてみたら
いろいろな笑い―ほんとに一番大切なこと
白雪さんといっしょ―私のなかのたくさんの私
だから、大好き―いずれ出会うことを楽しみに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lilly
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子供たちをどう喜ばせようか。自分の五感を大事に使って、この世には見て楽しい、聞いて嬉しい、嗅いで幸せに、食べておいしい、触れて気持ちのいいものが沢山あること、1番大事なこと「生きていると楽しいよ」を育てる♡喜びをを一緒に味わうのが、お母さんのお仕事。「花の種を見ながら冥想する」目に見えないものを感じとる力を育てます。見たもの、聞いたものを味わう場所を、心の中に育んでいく。何でもない普通の美しい日、そういう真珠の粒のような日々がつながって、「幸せな子供時代」となり、一生の宝として持ち続けていくのでしょう。
サクサクぽいぽい
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ほんわりしたことば回しに釣られほんわかした気持ちになりますがよく見ると厳しいことも書いてあったりするのでこれがお人柄のなせるところなのかなと思いました 子育て経験のある人が読むともっと分かるところが多いんだろうなと思いました あと好きな作家に対するコメントが熱くて面白かったです あれも好きコレも好きあの本はココがいいの、いいったらいいの、って感じが良く伝わりました かわいい人に思いました（実際知らんけど）2014/12/26
大澤純子
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作者も子育て中の母として、決して優等生ではなく同じ目線で語りかけてくれる感じがしました。温かく優しい気持ちになります。オススメ絵本も参考にしたい。図書館で借りたけど、早いうちに手元に置きたいな～と思います。
ぽぷり
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★★★★2021/07/02
