内容説明
たねははずかしがりや。たねはたびびと。たねはねむっている。たねは…ふしぎがいっぱい。屋根よりも高いおおきなセコイアの木も、もともとは、指先に乗るほどちいさなちいさなたねでした。生き物の知恵や不思議、そして可能性のたっぷりつまった「ちいさな命」である種を、美しいイラストで紹介した知識絵本。
著者等紹介
アストン,ダイアナ[アストン,ダイアナ][Aston,Dianna]
アメリカのテキサス生まれ。大学ではジャーナリズムを専攻。2人目の子どもが産まれた1996年から子どもの本を書きはじめた。現在はテキサス州に家族とともに住んでいる
ロング,シルビア[ロング,シルビア][Long,Sylvia]
イラストレーターとして多くの子どもの本のイラストを手がけている。アメリカのメリーランド美術学校を卒業後、20年にわたり広い範囲で作品展を開催。現在はアリゾナ州に家族とともに住んでいる
千葉茂樹[チバシゲキ]
1959年、北海道生まれ。国際基督教大学卒業。出版社勤務をへて、現在は北海道札幌市で翻訳者として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
19
(図書館本)色鮮やかで綺麗な絵、眺めているだけでも楽しい。「たねははずかしがりや」←この言葉がお気に入り。2015/12/09
mntmt
17
原題:A Seed Is Sleepy2016/04/20
おはなし会 芽ぶっく
16
聞いたことのないカタカナの種たち、これだけでおしゃれ(笑) 小さな小さな種が育ち、大きな草花・木になる。その生命力も感じますし、種そのものの美しさも感じました。一番小さいのはランの種、一番大きいのはオオミヤシの種、最大25㎏だそうです!ちゃんと発芽した最古の種の話、テキサスマウンテンローレルは種から花を咲かせるまで、10年もかかることがあるそうです!種って可能性がいっぱい。SDGs 17の目標 【2 飢餓をゼロに】【15 陸の豊かさも守ろう】 2021/05/15
遠い日
9
ダイアナ・アストンとシルビア・ロングのコンビの『◯◯のはなし』のシリーズ、この巻も絵が美しい。不思議な色や形の、たねに魅了される。たねとは「命」。さまざまな方法で、たねは増えるための「形」をもつ。イロハモミジのプロペラのような形は、いつ見てもかわいらしくて好きだ。2013/09/01
ichigomonogatari
7
たねは不思議だ。小さいものから大きなものまで色も形も様々。4千年、地面の中で眠ることもできるなんて。自然の神秘を感じる。絵が大きくてきれい。2024/01/27