内容説明
うさぎがふとみみにした「イースターにはうさぎがいっぱい」というふくろうのことば。イースターってなんだろう、いったいどこにあるんだろう、とひとり、さがしにでかけます…。40年以上読みつがれてきたゾロトウの心やさしい愛の物語があたたかなイラストで新しく生まれかわりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
53
【絵本】40年以上読まれているゾロトウの絵本。ひとりぼっちが寂しくなったうさぎが仲間のうさぎを探す物語。『うさぎならイースターに沢山いる』とフクロウから聞き東(イースト)へ向かう。イースターはキリストの復活祭。元々は冬の間死んだようだった大地から新しい命が蘇る春を祝う日。うさぎは繁殖力旺盛なところからイースターの象徴とされている。我家でも玄関先の植物の新芽がぷっくりとしてきて新しい命の誕生の春を感じる。1002019/04/02
♪みどりpiyopiyo♪
36
あるひ うさぎは、おおきな ニレのきのしたで ひとりで めをさましました。しずまりかえった もりにいると、ともだちが ほしくなりました… ■旅するうさぎさんの絵本を読みました。お友だちを探して どこまでも。文には出てこないサイドストーリーが描かれた絵にもご注目☆ ■「ほほう」うさぎのかぞくをみて ふくろうはいいました。「わしのいったとおり。イースターは うさぎだらけじゃな」 (文 1959年。1987年 改稿。絵 1998年)2020/04/12
mntmt
19
たくさんの命が生まれる春。春らしい絵本。2016/05/06
おはなし会 芽ぶっく
16
ひとりぼっちのうさぎは、友だちが欲しくて色々な場所を訪ねます。災難にあいながらも、うさぎがたくさんいるというイースターを目指して。そして出会ったメスうさぎ、共に歩むことになります…。2021/09/13
ゆきのひ
10
うさぎは友達が欲しくなり、うさぎがたくさんいるイースターを探しに行く。巻末の訳者のことばより、イースターはキリストの復活祭ですが、もともとは新しい命がよみがえる春を祝う日で、うさぎは繁殖力旺盛なところから、卵と共にイースターの象徴なのだという。ヘレン・クレイグのふんわり優しい絵、うさぎと一緒にいたネズミ君にもhappyが訪れる^^2016/03/22