出版社内容情報
2024年から新紙幣になる3人の伝記と、お札のデザインや機能も紹介するシリーズ。この巻では近代日本医学の父、北里柴三郎。破傷風の治療法を開発したエピソードや、慶応大医学部の創設にかかわった話なども紹介します。さらに、過去の千円札の野口英世や夏目漱石、伊藤博文の伝記も紹介。
内容説明
2024年から千円札は、新しくなります。この本では、新紙幣にこめられた偽造防止や使いやすさのための工夫など、さまざまなヒミツを解説。そして新紙幣に描かれる北里柴三郎とはどんな人物だったのかをくわしく紹介します。さらに、これまでの千円札の「野口英世」「夏目漱石」「伊藤博文」についても伝記と紙幣のヒミツを、当時のお金の価値と一緒に紹介。千円札の歴史がわかります。
目次
北里柴三郎ってどんな人?(医学の道に目覚める;破傷風菌の研究に成功;ペスト菌の発見につとめる;後継者の教育に励んだ晩年)
野口英世ってどんな人?(火傷が医者の道へ導く;伝染病の研究に没頭;最期まで黄熱病と闘う)
夏目漱石ってどんな人?(複雑な家庭で育った文学者;名作を生み出し続けた晩年)
伊藤博文ってどんな人?(攘夷志士を変えた明治維新;初代内閣総理大臣になる!)
そのほかのお札(お札に登場する人の変化)