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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1039kuri
21
ン何年ぶりに再読。メッシュの中性的な美貌と、ミロンの穏やかさとがとても好きだったことを思い出した。ミロンて、仕事中はキーっ！ってなったりしているけれど、基本メッシュを心配する親心みたいなのがあるし、そういうところがいいんだよなあ。2015/09/23
ふりや
12
金と銀の髪を持つメッシュと呼ばれる少年は、イザコザに巻き込まれ腕を折られた夜、画家のミロンに拾われる。第1巻ではメッシュとミロンの共同生活を軸に、メッシュの孤独な生い立ちや秘められた謎に少しずつ迫っていきます。自由奔放で明るく見えるメッシュですが、自分を憎む父親に復讐心を抱いていたり、独りになると寂しげな心情を垣間見せたりします。美少年ゆえに女性からも男性からも言い寄られたりと、同性愛の要素もかなり重要な要素のひとつになっていますが、サラリと嫌味なく描いているのはさすが萩尾望都さん、という感じです。2020/10/01
アイアイ
12
両親から離れスイスの寄宿学校で暮らした、心に傷を負った少年なのに少女の名前を持つメッシュ。 贋作画家のミロンと暮らし、物として扱う憎き父親サムソンの殺害の為に銃を手にする。 BL描写の中でメッシュの心の傷が描かれるのは、残酷な神が支配するのジェルミを思い出す。▽図書館2015/10/13
Nyah
10
父は母の不貞の子と思っていたことが、メッシュの髪が2色に生えて、父が言ったことで気づく 。寄宿舎付き学校に放り込まれ、かえりみられない子供。そこから家出し不良となっていたが、ミロンの居候となる。2019/10/05
冬峰
3
ドラッグを盗んで報復された子供を拾った画家。メインは贋作作りだけど悪人ではない。メッシュはどうしても目立つ。どこへ行っても欲望の標的にされてしまう。 医者とエレーヌの喧嘩面白い。 自殺を図ったジェルダンの元妻オルガ、「才能？昔あったにしろ今はクズ同然だわ！」って、他の劇団メンバーと違って地に足がついているという印象。ココは自殺を考えたことがないというメッシュに「挫折を知らない幸福な人生」と言った。そんなこと言う人いる！？もちろん後の自殺騒ぎの前フリとしてこの台詞を言わせたんだろうけど。2023/06/30
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