内容説明
経済界と裏社会に絶大な力を持つフランス名門侯爵家の血を引き、その後継者となった鬼畜なゲイの石黒和臣。純朴な新入社員だった平山千聖をフランスへともに連れていき、完璧で従順な「仔犬」に調教する。そんな千聖の愛らしさから、嗜好を同じくするヨーロッパ社交界の紳士淑女に、「日本犬」が評判に。新たな日本犬の「仕入れ」のため、千聖と日本へ向かう和臣だが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
9
読了2016/05/21
ひな
2
シリーズ三作目。毎回、和臣さんのうんちくには感心します(笑)ここまで自分の嗜好を正当化できる人ってある意味素晴らしいですね(笑) 千聖は同類に対して和臣より鼻が利くようで、早くも上質な『犬』2匹捕獲。 それにしても、攻が受の目の前で他の人を犯すなんて地雷なのに、不思議とこの作品は大丈夫でした。相手が『犬』だからでしょうか(苦笑) それとも和臣氏の千聖への愛情が確固たるものだからでしょうか。どんな展開でも安心して読めましたw2014/02/27
TSUKIYO
2
今回は本当に良心的な仕事ぶりでしたね。今後の雪之丞の犬っぷりに期待。2012/05/23
ルカ
1
千聖がかなり成長しました。犬として同類を嗅ぎ当てる鼻が利くようです。2014/07/26
sugar
0
和臣の愛犬、千聖の能力開花です。人間社会ではダメ人間扱いされていましたが、仲間を見つける勘は素晴らしい。そして以前和臣の同僚だった雷光が狩猟犬になるようです。今回千聖のお手柄で捕獲した犬2匹の今後が気になる終わり方でした。2014/03/09