白泉社花丸文庫<br> きみの処方箋

白泉社花丸文庫
きみの処方箋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784592870128
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

智朗は母親の死後、伯父の家に引き取られる。そこには陽気な伯母と5歳の由貴、そして人懐っこくて明るい1歳上の克巳がいるが、頑固な伯父とはそりが合わず、父親の素性を知らされていない智朗は疎外感を感じる毎日だ。そんな智朗に、心臓に病を持つ克巳は無邪気に愛情を振りまくが…。愛することが生むやさしい痛みを描くヒーリング・ロマンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitsuki

3
克巳は、はじめは、持病の事があるから明るくしてるのかと思ったら、まさかの展開! 智朗の告白もよかったv←いや、ハッキリ言ってないがww 草子と葛西医師の話は、BLじゃないけど、よかった!2011/05/08

まろん

1
月村さんのかなり初期の作品。とてもいいお話なんだけど、私の根性がネジくれているせいか、天真爛漫な克巳をどうしても好きになれなかった。余りに人騒がせな行動も受け入れ難い。さらに草子がひどい。あまりにもはた迷惑なこの子を男性陣が普通に許しているのも信じられない。逆に美姫はとてもすてきなキャラだ。コンプレックスもあるのにサバサバと受け入れる潔さに憧れる。2021/07/04

むいむい

1
★★★☆☆BLっぽさ少ない1作。2018/01/11

はるかかなた

1
登録の為に再読。記憶違いでなければ、新装版よりもこちらの方が描写が細かくてしっとりしている気がします。何度読んでも草子が好きになれない。他人を巻き込んで不幸を撒き散らしているようにしか見えない。その分健気にひっそり努力している克巳や美姫が眩しかった。2016/04/12

1
真面目な普通の中学生が読んだら本当に感動してくれそうな月村本の典型。でもBLだから薦められない!BLシーンのない本とある本で2通り作ってもらえないでしょうか。といいながらこの本は本格的には至ってないので比較的お勧め。2009/11/05

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