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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
42
これ、ドラマ部分を見てからもう一回最初から読み直すと面白い。「これがこの部分か」「あの表情はこんな経緯があって付いたものなんだな」と。私はこの作品自体を「能の世界の舞台裏」と称してきましたが、その「能の世界の舞台裏」の中で演じる世界の舞台裏を見ている気分。深い。それにしても、あまりにも「花よりも花の如く」の世界からドラマへの導入が華麗過ぎて、この作品の世界観に入り込み過ぎて、一瞬この世界観から抜け出せる気がしなかった程。でも、引き揚げも巧いんだよなぁ、この作者さん。2014/11/19
exsoy
27
確かに、人間は石に特別な思いを持ってるやね。2013/09/14
すみの
25
6巻でイケメン能楽師・芳年さんの妹・葉月さんが登場し、心なしか惹かれている憲人。葉月は女優とジャズピアニストの二足のわらじを履く美人さん。憲人に能楽師役でドラマ出演のオファーがきて、仕事柄葉月との関係も少しずつ深まるのかな。憲人初出演ドラマ『石に願いを』収録。2017/05/01
まりもん
15
レンタル。ドラマ撮影に入ったと思ったら、そのドラマの内容が読めてラッキー。ドラマの内容がとても良い話だったので本当に見たくなった。2013/01/27
マッピー
14
憲人が出演するドラマ『石に願いを』で1冊。出演者やスタッフたちとのやり取りの中から自分なりに役の解釈を深めていく憲人。現代劇と能の違いはあるものの、生身の人間が別人を演じるのは変わらない。そこに素の自分がどう作用していくのか。また、主役を演じる藤井琳が、日系アメリカ人レニーとして、能をはじめとする日本の文化、そして京都について学んでいくことによって、読者にもその世界がわかりやすくなっている。ドラマの主筋であるレニーの友人のでき死の真相は、深くて重いものだったけれど、前向きに終わる良いエンディングだった。2021/04/18