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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とんかつラバー
7
かなり初期の短編集。掲載誌のせいか下ネタが多い。伝染るんですやぷりぷり県でファンになった人が読むには辛いかもしれない。逆に初期の短編だから好きにできた部分もあるのかもしれないけど。2022/06/23
yom
1
基本的に『鋼の人』と同じような作品集。ややエッチな話が多かった印象。2024/02/28
allite510@Lamb & Wool
1
斎藤環先生が度々吉田戦車に言及しているので、まとめて再読その1。初期のトンガリが感じられる作品集で、お得意の変なスポ根ものの「かえる投げ」や、これもまたお得意の変な民話風の「ぐるぐる円」など特徴的な話が楽しいが、やはり「ひょうの道」が名作かと。奇妙な地方風俗と自然、妙な方言、そして奇妙な叙情性となんだかよくわからない読後感。そもそもこんなことを描こうとするひとはあんまりいない。ある意味これこそが日本の漫画文化の豊かさってやつ?2016/10/17
かやま
0
やっぱりこの平成初期あたりの戦車が好きだ。古本屋でよく見かけるけど、5年で25回も増刷するくらいのヒット作だったらしい。2014/01/14
ごみくず
0
★5.白泉社から出版した初短編集『鋼の人』に続く短編集。掲載誌は劇画シャンプなど懐かしい。『鋼の人』にあった儚さやエロは抑え気味だが、独特な叙情感に力強さが加わり話に味わいと厚みがある。エロ要素は女性というより陰茎を模した屁十や挿絵の陰茎キャラ等男性の下品さが勝る。ナチ侵攻前のポーランドの森の妖精を扱った表題作のほか、名前からバカにされる屁十と獰猛な陸貝の死闘『ひょうの道』やウルトラセブを模したエイリアンとの闘い『宇宙人』、可愛くて投げられない『かえる投げ』、『ドクターくつわだ』『少女剣士』等佳作の宝庫2023/08/12