毒をもって僕らは

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毒をもって僕らは

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  • サイズ 46判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591177341
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

高校生の木島道歩は、尿路結石で入院していた病院で16歳の誕生日を迎えた。またみんなに馬鹿にされる……。そんな木島に「ねえ、君にお願いがあるんだ」と声をかけてきたのは、不治の病とたたかう綿野という少女だった。「この世界の、薄汚い、不幸せなことを私に教えてくれないか。もっと、もっと、もっと」――。二人は「生きる証」を打ち立てようと、嘲笑と裏切りを突き抜けて進んでいく。第11回ポプラ社小説新人賞受賞作。

内容説明

高校生の木島道歩は、尿路結石で入院していた病院で16歳の誕生日を迎えた。またみんなに馬鹿にされる…。そんな木島に同じ年頃の少女が声をかけてきた。「ねえ、君にお願いがあるんだ」―。不治の病とたたかう綿野、親のプレッシャーで暴走する矢野、ワケアリイケメンの斎藤ら、不遇の高校生たちが「生きる証」を打ち立てようと、嘲笑と裏切りを突き抜けて進んでいく。第11回ポプラ社小説新人賞受賞作。

著者等紹介

冬野岬[フユノミサキ]
1988年生まれ。徳島大学総合科学部卒。在学中から小説を書き始める。本作にて第11回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

97
16歳の若さで尿路結石になってしまった道歩。不治の病と闘い余命宣告されてしまった同い年の綿野。そんな2人は病院で出会い、道歩は綿野からお願いをされる。設定は「君の膵臓をたべたい」に似てるなーと思っていたけど内容は私にはなかなか難しかった。色々と問題を抱えた同級生が出てきて最後の方は何でそうなるの?何でそんな事した?みたいな連続だった。2023/05/09

よつば🍀

48
第11回ポプラ社小説新人賞受賞作。尿路結石で入院していた病院で16歳の誕生日を迎えた高校生の木島が出逢ったのは、余命いくばくもない少女・綿野詩織。期待に胸膨らませていた高校生活は尿路結石で無残に打ち砕かれ、いじめの対象となる木島。少女に「この世界の薄汚い不幸せな事を私に教えてくれないか。」と声を掛けられた事で二人の歪な関係が始まった。訳ありイケメン男子・斉藤と、親からの重圧で暴走する女子生徒・矢野を巻き込んで、物語はとんでもない方向へ進む。必死さ故に生まれる余裕のなさと他人へ向く悪意。強力な毒に遣られた。2023/04/30

よっち

35
尿路結石を患い病院で16歳の誕生日を迎えた高校生・木島道歩。彼が不治の病とたたかう少女・綿野と出会う青春小説。高校に居場所を見いだせずいじめられる木島に、この世界の薄汚い不幸せなことを教えてほしいと願う綿野。別の友達を連れてきてほしいと願う彼女の母、死に瀕した彼女にその様子を動画に撮りたいと言い出す幼馴染、会うのはもう無理と正直に言う屈折したイケメン。誰もが苦悩を抱えていて、身勝手に思えても自分のことで精一杯で、美しいとか献身的には程遠かったものの、その出会いがもたらした確かな変化が印象に残る物語でした。2023/04/17

Peter Rabbit@ポプちゃん大好きです

28
《あらすじ・感想》16歳の誕生日尿路結石という病名を宣告された少年は病院内で不治の病を患う少女と出会う。その少女は病院の外の世界を見た事がない。そこで彼女は一つ彼にお願いをする。私にこの世界の薄汚い、不幸せなことを教えてくれないか__。私は病を患う少年少女の小説はたくさん読んできたと思うが、この作品は今までにない斬新な作品だった。薄汚い、不幸せな世界。そんな世界で生きられないと思うなら最後まで生き延びてやる。そう思える作品でとても心に刺さる作品だった。ぜひ一度読んでみてはどうでしょうか!2023/09/23

まる子

27
16才にして尿路結石でイジメられている木島道歩。病気で余命いくばくもない綿野詩織。親に自由を奪われてきた矢野。イケメンで性格が微妙な斎藤。彼、彼女たちは何かしら歪みや悲しみを持っていた。自分ではどうしようもない事は生きていればあるもので、その吐き出しが時に毒にもなる。命がある限りそれでも生きなければならない。かっこいい生き方じゃなくたっていいじゃないか!君たちの「生きている証」はここにある!!人の死が絡んでウルウル物語かと思ったら、刺々しいツンツンした物語だった。11回ポプラ社小説新人賞特別賞受賞作。2023/08/16

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