ポプラ社ノンフィクション<br> 「ヒロシマ 消えたかぞく」のあしあと

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ポプラ社ノンフィクション
「ヒロシマ 消えたかぞく」のあしあと

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  • サイズ 46判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591173954
  • NDC分類 K369
  • Cコード C8095

出版社内容情報



指田 和[サシダカズ]
著・文・その他

内容説明

あの日、戦争で、原爆で、途絶えたあしあと。そのあしあとひとつひとつを追いかけ、消されたいのちを今につなぐノンフィクション。第66回課題図書で反響を呼んだ絵本―その後の軌跡。

目次

第1章 六郎さん一家との出会いと絵本作り(きっかけは広島平和記念資料館;六郎さん一家の親せき・鈴木恒昭さん ほか)
第2章 「カタキとってね」の言葉が意味すること(思いがけない絵本の反応;あのころの子どもたち ほか)
第3章 全滅した家族と、一人生きのこった家族(播磨屋町の奥本博さん;奥本さん一家と原爆 ほか)
第4章 追いながらきざむ、新たなあしあと(検索で見つからない名前;広島原爆死没者追悼平和祈念館への登録 ほか)

著者等紹介

指田和[サシダカズ]
1967年埼玉県生まれ。出版社で子どもの雑誌、家庭雑誌などの編集を経た後、フリーとなる。いのちや自然に関するテーマにひかれ、取材し作品にしている。おもな絵本に『ヒロシマ 消えたかぞく』(写真・鈴木六郎/第10回広島本大賞・特別賞/第66回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)などがある。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

85
写真絵本『ヒロシマ 消えたかぞく』では、おかっぱ頭のかわいい女の子(公子ちゃん)が猫をおんぶしている表紙の写真が心に深く残りました。この写真絵本では、満開の梅の花をバックに公子ちゃんが両手を広げて伸ばしながら弾けるような笑顔で撮られた写真に魅せられました。今回の写真絵本は奇跡的に残った家族アルバムに貼られた写真一枚一枚を手掛かりに、公子ちゃん一家の笑顔いっぱいの幸福な暮らしを追ったものです。楽しくのびのびと心豊かに暮らしていた家族の幸せも、あの日、一瞬のうちに消え失せてしまいました。-->続く2023/08/04

ままこ

81
写真絵本『ヒロシマ消えたかぞく』の作者が、六郎さん一家の微笑ましい古い家族写真と出会い、企画から出版、そして出版後まで突き動かされるように丹念に取材した軌跡。『ヒロシマ消えたかぞく』を読まれた方は是非、この“あしあと”も読んでほしい。写真絵本を未読の方はまずは絵本を。読むこと知ることによって、平和のバトンが繋がれ、あしあとも次世代へ確かに残されていくと思う。心に深く届くノンフィクション。2022/09/22

がらくたどん

69
20年小学校高学年対象課題図書『ヒロシマ消えたかぞく』(写真絵本に見える体裁だが児童歴史展開)が出来上がるまでのレポート。作者が戦火の悲惨でなく和やかな家族の営みが一瞬で消えた事で戦争と平和を考えようと思い立った経緯から、実際に家族写真を拠り所に写真文集を制作し、散逸していた「家族」の記録を追悼記念館に登録するまでの道のりを児童生徒向けに描く。そこにあった暮らしが消えるというアプローチの勇敢さに加え、写真という記憶装置の訴える力の大きさに慄く。YA世代ならモノクロ写真のカラー化を題材とした小説との併読も。2022/10/26

へくとぱすかる

67
「ヒロシマ 消えたかぞく」が生まれるまで、そしてその後の展開。残された写真にみる家族の日常が、ごく普通の明るい日々と子どもたちの笑顔であるだけに、余計に原爆の悲惨が際立ってくる。あの写真絵本はどのようにして生まれたのか、写真が奇跡的に保存され、証言を語る親戚の存在など、実にまれな例だったはずだ。貴重な写真を取り扱った著者の方法や思いの文章も貴重。78年もの年月がすぎ、一般の関心がうすれがちな今、発刊後に、特に小・中学生から多くの反響と関心が寄せられたとあるので、少し胸をなでおろす気分になる。再読したい本。2023/08/27

よこたん

42
“六郎さん一家は〈消えた〉んじゃなく、原爆で〈消された家族〉なんよね” 昨夏に手に取った絵本『ヒロシマ消えたかぞく』がどのようにして作り上げられたか、著者がどのような思いを込めているのかが、痛いほど伝わってくる。現地に足を運び、関係者に直接会ってこそ得られた資料や情報、心を打つ言葉。絵本に収められなかった家族の写真も沢山掲載。モノクロ写真の中の眩しい笑顔。これからも積み上げられるはずだった家族の歴史を思う。読んでいて正直辛くなる箇所もあったが、戦争はあってはならないということを、しっかり伝えてくれている。2022/09/11

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