出版社内容情報
パラリンピックメダリストが、自身の障がいと向きあい、受けいれた過程と、夢に向かって進む姿を描く感動のノンフィクション。「あるがままの自分を受けいれたら、自分がもっと好きになりました」――。
2016年リオパラリンピック、2017年ロンドン世界大会陸上女子で銅メダルを獲得した重本沙絵(当時は辻姓)選手は、幼いころから、両腕のある人たちの中でハンドボールを続け、活躍してきました。健常者に負けまいと努力してきた重本選手が、パラ陸上に出会ってたどり着いた、「本当の意味で障がいを受けいれる」ことの意味とは。
活動の記録と、東京パラリンピックを見据え、思い描く未来を語る、感動のノンフィクション。
宮崎 恵理[ミヤザキエリ]
著・文・その他
重本 沙絵[シゲモトサエ]
監修
内容説明
「沙絵の手は、そのうち生えてくる?」幼いころ、母にそう問いかけた少女・沙絵。手が生えないと知ってから、努力と工夫を重ねて、なんでも他の人と同じようにできる力を身につけてきました。障がいをものともせず、健常者と同じ舞台に立ってきた沙絵が、本当の意味で「障がいのある自分」を受けいれたとき、沙絵の人生は、新たな方向に進みはじめます―。
目次
1章 右腕の短い女の子
2章 ハンドボールにあけくれた中高時代
3章 パラ陸上との出会い
4章 笑顔と涙のリオパラリンピック
5章 東京パラリンピックでかなえたいこと
6章 パラリンピックの先にある夢
著者等紹介
重本沙絵[シゲモトサエ]
1994年、北海道七飯町生まれ。小学生のときからハンドボール選手として競技にはげむ日々をおくる。日本体育大学2年生の冬、陸上競技と出会い、ハンドボールとの二足のわらじをスタート。翌年から、陸上選手一本にしぼることを決意する。以降は、2016年のリオデジャネイロパラリンピック銅メダル、2017年のロンドン世界陸上銅メダルなど、輝かしい活躍をみせる
宮崎恵理[ミヤザキエリ]
スポーツジャーナリスト。東京都生まれ。出版社勤務を経て、フリーになる。1998年の長野パラリンピックから障害者スポーツの取材にたずさわり雑誌を中心に執筆。日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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