ノベルズ・エクスプレス<br> イスタンブルで猫さがし

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ノベルズ・エクスプレス
イスタンブルで猫さがし

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591145463
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

見つけたものは、猫だけじゃなかった……。
二色の瞳をもつワン猫をさがして、猫の街イスタンブルを少女たちがかけめぐる!

●あらすじ
トルコの美しい猫――二色の瞳を持つワン猫に会いたい! という口実で、教室から逃げるようにして、父親の赴任先のイスタンブルにやってきた5年生の愛。
アジアとヨーロッパ、2つの世界が見える街で、ワン猫をさがしながら、愛が見つけたものは……?

日本で生まれ育って初めて外国で暮らす愛、幼い時から外国を転々としている未来、トルコ人の父と日本人の母を持ちイスタンブルで生まれ育った勇人――。
バックグラウンドの違う3人の子どもたちが出会い、悩みをぶつけ夢を語り、地元の子たちと衝突したり友情を結んだりしながら1匹の猫をさがす中で、
新しい世界に目が開かれていく様子が鮮やかに描かれ、感動を呼びます。

1 猫の絵のメッセージ/2 ワン猫って、どんな猫/3 補習校のはやと/4 ミライに会い隊/5 猫だらけの町で「ピシピシ」/6 地元っ子エルカン/7 バスに乗って旧市街へ/8 タイからきた雪子ちゃん/9 じゅうたん屋のワン猫/10 バザールでさまよって/11 夕暮れの船旅/12 思いがけない知らせ/13 漁師の船に乗って/あとがき

内容説明

トルコの美しい猫―二色の瞳を持つワン猫に会いたい!という口実で、教室から逃げるようにして父親の赴任先のイスタンブルへやってきた愛。アジアとヨーロッパ、二つの世界が見える街で、ワン猫をさがしながら、愛が見つけたものは…?

著者等紹介

新藤悦子[シンドウエツコ]
1961年、愛知県豊橋市生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業。トルコを中心に中近東に関するノンフィクション作家として活躍。子どもの本の仕事にも意欲的に取り組み、『青いチューリップ』で日本児童文学者協会新人賞を受賞

丹地陽子[タンジヨウコ]
三重県生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。イラストレーターとして、幅広いジャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

98
瞳の色が左右異なるトルコの美しい『ワン猫』。父親の赴任先のイスタンブルにやって来た少女は、学校の階段に残された「ワン猫に会いに来ない?」というメモに導かれ飼い主に会いに行く。しかし、『ミライ』という名の猫はいなくなっていた。足取りを辿ると怪しい外国人の気配が。子供たちはイスタンブルの街で捜索を開始する……。数年で日本に帰る子供が通う日本人学校、トルコで暮らしていく子供のための補習校では、子供の意識も全く異なる。中近東をテーマにしたノンフィクション作家が描く物語。異文化で暮らす子供の視点を興味深く読んだ。2016/05/14

みかん🍊

70
イスタンブルの日本人学校の図書館で見つけたメモに書いてあったのは緑と青の瞳を持つワン猫の絵とメッセージ、ワン猫に会うために友達の未来と共にメモを書いたハヤトの元へ行くとワン猫ミライが行方不明になったと聞き、3人はミライを探すことになる。ヨーロッパとアジアの二つの顔を持つイスタンブル、二色の瞳を持つ猫は何を見ているのか、日本での生活を窮屈に感じてトルコへやってきた愛と日本に根ざしたいと願う未来、トルコで暮らすハヤト日本の名前とトルコ語の名前を持つ三人の冒険、イスタンブルの風景にトルコへ行ってみたくなります。2015/10/23

ぶんこ

47
トルコは猫好きというのは有名ですが、イスタンブルも猫がいっぱいいて、人と仲良く共生していました。そんな街に左右の目の色が違う「わん猫」のミライがいます。日本の小学校に居場所が無い小5の愛は、父がトルコに半年行くとなって、一緒に行くことに。日本人学校で見つけたメモで「わん猫」に会いに同級生の未来と勇人に会いに行きます。ミライが行方不明になっていると知り「ミライに会い隊」を作り、3人で探し始めます。愛のお父さんの大らかさに和みつつ、日本の「空気を読む」と、自分の意見をはっきりと伝える国との違いを思いました。2023/11/03

chiaki

39
以前読んだ『アリババの猫がきいている』が好きで新刊を読む前にまずはこちらをと手に取りました。新藤さんのイスラム圏の物語は、食文化や習慣、建築物や伝統工芸等々お国模様が色鮮やかに描かれ、行ったこともないのに恋焦がれてしまいます♡舞台はトルコ。イスタンブルの日本人学校に通う愛は、2色の瞳のワン猫を探すため友人とイスタンブルの街を彷徨います。集団主義的な日本人の考え方に疑問を抱く愛が、父とボスフォラス海峡に立って2つの世界を見る場面、爽やかで開放的ですごく好き。大丈夫、世界は広いよ!高学年さんに手渡したい1冊。2022/09/08

たまきら

35
猫好き娘さんが表紙借り。イスタンブルの日本人学校のこどもたちの目を通してこの魅力的な町を旅できる楽しい本です。泳ぐ「バン猫」を知ったのは、雑誌シンラだったかなあ…。自分が一緒に育った白猫二匹を思い出しながら読みました。はぁ~旅に出たいなあ。2022/02/25

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