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ポプラ新書
親子共依存

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  • サイズ 新書判/ページ数 173p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591144237
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0237

出版社内容情報

「反抗期がなくて楽チン」なんて、いつまで子どもの面倒見続けますか? 「自立できない親と子」の問題に迫る、尾木ママ最新作!

「反抗期がなくて楽チン」なんて
いつまで子どもの面倒見続けますか?

お風呂も一緒、就活も一緒。
親ラブな子どもと、お世話を焼きすぎる親。
「仲良し」親子なのはいいけれど、それはとても危険な兆候?

反抗期は自立のための大切なステージ。
頼りすぎる子どもとお世話しすぎる親が、お互いの成長を阻害しあい、日本社会全体も未成熟な状態に陥っています。
「最優先すべきは個々の自立」と唱える著者が、日本の教育システム、家族観、世界観について問いかけなおす、意欲作。
尾木ママ最新刊!

【目次】
はじめに/第1章 親ラブ族、増加中/第2章 いつまで一緒にお風呂に入ってるの?/第3章 世話を焼きすぎる親たち/第4章 ニッポン「総子ども化社会」と教育/第5章 思春期は無謀だ!/あとがき

【著者略歴】
尾木直樹
1947年生まれ。早稲田大学卒業後、私立高校、公立中学校の教師として22年間ユニークな教育を実践。現在、教育評論家、法政大学教授として、全国での講演やメディアに出演。『尾木ママの「叱らない」子育て論』(主婦と生活社)、『尾木ママの10代の子をもつ親に伝えたいこと』(PHP文庫)など著書多数。

内容説明

「反抗期がなくて楽チン」なんていつまで子どもの面倒見続けますか?反抗期のない子どもが増えている。大学選びや就活に、子ども以上に熱心な親が増えている。互いに自立できない「親子共依存」関係が生み出す、「総子ども化」社会ニッポン。「最優先すべきは個々の自立」と唱える著者が、日本の教育システム、家族観、世界観について根底から問いかけなおす、意欲作。

目次

第1章 親ラブ族、急増中!(パパ大好き女子高生、ママ大好き男子中学生;相談相手は友達から親へ ほか)
第2章 いつまで一緒にお風呂に入ってるの?(反抗期がなくて安心?とんでもない!;内なるもうひとりの自分との葛藤 ほか)
第3章 世話を焼きすぎる親たち(子どもの親離れを阻むのは親?;入学式には両親がそろって ほか)
第4章 ニッポン「総子ども社会」と教育(日本の家族は「絆」重視;国ごとに違う家族観 ほか)
第5章 思春期は無謀だ!(思春期は「疾風怒涛」期;思春期脳について ほか)

著者等紹介

尾木直樹[オギナオキ]
1947年生まれ。早稲田大学卒業後、私立高校、公立中学校の教師として22年間ユニークな教育を実践。現在、教育評論家、法政大学教授として、全国での講演やメディア、CMに出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

34
うるせー!くそばばあ!と子供に言われたら、今宵は赤飯を炊いてお祝い。着実に自立の第1歩を歩んでる2019/02/21

masa

33
「宮崎美子のすずらん本屋堂」を観て手に取った尾木ママの著書。ページ数もなくてサクサク読めたが子育て真っ最中の私にはとても参考になりました。思春期の子供と「異性入浴」を続ける親子、活況な「大学の授業参観」、就職採用過程を問い合わせる親などの話には驚くよりも呆れてしまったが無視できない割合だという。「共依存」しない為には経験させるべきことは自分でやらせて、子供との適度な距離は取りつつも、親が自分の人生を楽しんでいる姿を見せることって大事なんだなぁ~と改めて感じた。順番からして親が先に逝くんだしね…。15592015/04/11

mari

28
『親はつい手を出したくなりますが、アイデンティティは自ら悩み苦しんでこそ手に入れられるもの。そこで親が手出し口出しをすればかえってそれが自我同一性の確率を妨げることになり、結局はわが子を窮地に追い詰めることになってしまうのです』先走って手出し口出ししない!と自分自身に言い聞かせることにする。2015/05/11

すももんが

26
高齢化によって、親子共存年数が長期化しており、約60年にもなるという。人生の3分の2以上を「子ども」として過ごすことになり、精神的な自立がなされない。また家族のように、人間関係のストレスやリスクの低い人たちだけのなかで安住していては、視野が狭くなる。未来に生きる子どもの足を引っ張らないようにしたい。2019/04/09

のんすけ

24
親子共依存、どんな親子かと思えばよく見かけるべったり親子。うちも次女が一人暮らしを始めなければ同じだったかも。親も子も自立してこそ大人。勉強になりました。図書館本。2015/11/10

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