ポプラ社の絵本<br> 北加伊道(ほっかいどう)―松浦武四郎のエゾ地探検

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ポプラ社の絵本
北加伊道(ほっかいどう)―松浦武四郎のエゾ地探検

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  • サイズ B4判/ページ数 44p/高さ 27X30cm
  • 商品コード 9784591140086
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

北の大地をくまなく歩き、そこに生きる人々のくらしを詳細に記録した幕末の探検家、松浦武四郎。その、いのちをかけた旅の生涯を描く

内容説明

北の大地をくまなく歩き、自然と、そこに生きる人びとのくらしを詳細に記録し、多くの著書をのこした幕末の探検家、松浦武四郎。「北海道の名づけ親」ともよばれる武四郎の、いのちをかけた旅の生涯を描く。

著者等紹介

関屋敏隆[セキヤトシタカ]
1944年岡山県津山市に生まれる。京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)工芸科染織専攻卒。絵本には、坂本竜馬をテーマにした『中岡はどこぜよ』(文・田島征彦、くもん出版、1991年ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞特別推薦)、『馬のゴン太旅日記』(小学館、第7回絵本にっぽん賞)他があり、旅をテーマにしたものから自然科学まではばひろい。『オホーツクの海に生きる―彦市じいさんの話』(文・戸川文、ポプラ社)により、1997年度産経児童出版文化賞美術賞、1999年度ブラティスラヴァ世界絵本原画展ビエンナーレ金のりんご賞、ベオグラード第6回国際イラストレーション・ビエンナーレ・グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」

53
幕末の文久年間、幕府は「幕府が取り立てるべき浪士リスト」を作成させた。その中に坂本龍馬と並んで松浦武四郎の名前があった事は案外知られていない。この二人、会わせてみたかった。武四郎のドラマをNHKでやるようだ。今月号の『歴史街道』でも武四郎特集があり、この雑誌に珍しく高橋源一郎が登場して武四郎を語っている。そんなタイミングで北海道に大地震が来た。もしもあの世の武四郎が聞いたら心配しただろう。北海道の無い日本は考えられない。この絵本にあるように、武四郎が北海道に魅せられた感動を我々は受け継いでいる。 2018/09/14

アキ

41
開拓使の開拓判官だった松浦武四郎こそが北海道の名付け親。はじめは「北加伊道」であった。加伊とはアイヌの人たちのこと。つまり北のアイヌの国(大地)。北海道の地図に載っている多くの地名は武四郎の記録をもとにしたもの。北海道になり今年で151年目。毎年2月終わりには武四郎の生誕地である三重県松阪市で武四郎まつりが開催されるらしい。この絵本は関屋敏隆が、味のある型染版画を用い武四郎がエトロフ・クナシリまでアイヌ人の先導で探検した様子をダイナミックに描いている。因みにコンブ・シシャモ・ラッコ・トナカイもアイヌ語由来2019/02/16

とよぽん

40
松浦武四郎は1818年、伊勢に生まれた。16歳にして旅をして見聞を広げ、日本の各地を訪ねている。蝦夷地の探検によって北海道の地図、地名、アイヌ民族の文化など詳細にまとめ、出版した。この絵本は関屋敏隆さんの作で、型染版画が北の大地と海に生きる人々や生きものの風情をとてもよく表している。まさにこの本にピッタリの絵だ。知識の絵本に分類されるのかもしれないが、松浦武四郎と北海道の人々の誠実な交流と蝦夷地の精査が印象に残る感動的な絵本だった。2019/09/25

モリー

39
北海道の名付け親、松浦武四郎の旅を追体験させてくれる絵本。松浦武四郎の旅、アイヌの文化、どちらももっとも詳しく知りたくなりました。また、アイヌの人々に対して取られた和人化政策や、強制労働の問題、その結果アイヌの人口が半減した事等、日本の歴史の抱える負の側面についてもっと知られるべきではないかと思いました。これからは、地図に残ったアイヌ語の地名を見る度にアイヌの人々の苦しみを訴えた松浦武四郎の想いに心を重ねる事になるだろう。2018/11/18

かおりんご

32
絵本。今年で北海道と命名されて150年。その北海道探索に貢献し、松前藩のアイヌ差別を警告、さらに北海道という名前を付けた松浦武四郎のお話。大変興味深く読みました。読み聞かせるには長いし言葉が難しいですが、こういう人がいたことを意訳しながら簡単に紹介するのもいいかもしれません。2018/09/18

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