出版社内容情報
ひとりっ子だったヒロトの家に、おねえちゃんがやってきた。六年生のゆいちゃんはツンとしていて、おもしろくないヒロトですが……。
内容説明
ぼくには、おねえちゃんがいるんだって。ある日うちにやってきた、六年生のゆいちゃん。ツンとしてるし、パパもママも、ゆいちゃんのことばかり気にして、おもしろくない。おねえちゃんなんか、こなきゃよかったのに。でも―
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
23
【小学校】異母姉弟のお話。児童書だけど、大人の事情が複雑過ぎて、どんな事情があったのかそちらばかり気になってしまいました。だって娘のお腹に既に赤ちゃんがいたのに、最後まで結婚を反対して、シングルマザーにさせちゃう父親(祖父)とか…。あと、もう別の妻子がいるのに、その結婚出来なかった女性の母親(祖母)と、一緒に暮らすというのも…現実にはちょっとあり得ませんよ。何よりママが本当はどんな気持ちなのか知りたかったです。さらっと読めば、子どもたちがおばあちゃんの病気が治るように純粋に祈る、優しいお話なのだけれどね。2017/01/08
どら母 学校図書館を考える
18
誰も悪い人は出てこない話。 内容はヘビーだけどね。2021/06/12
しーまま
13
姪の名前がゆいで、弟もいるので、タイトルが気になって読んでみた。まさか腹違いのおねえさんだとは。こういう設定の児童書って珍しいよねー。2014/10/04
みーなんきー
12
突然、自分に異母兄弟がいると知らされ驚く少年ヒロト。今まで一人っ子として三年生まで生きてきたのに、いきなり新しい家族の存在に、戸惑い、イラ立つ。しかし、この短い期間にヒロトは、多くの事を感じ、学ぶのだ。2015/02/08
はゆ
6
娘が読んだあと、「私にも異母兄弟いないの?」と。いるかー。「引っ越ししたいー!」影響を受けすぎ。2015/12/07