内容説明
アンネ・フランクは、ユダヤ人であったというだけで、つらく悲しい思いをしなければなりませんでした。生きのびるために、秘密のやねうら部屋へかくれなくてはならなかったけれども、アンネは前向きに明るく生きようとします。
目次
第1章 「ふつうの日び」
第2章 「冒険の日び」
第3章 「さいごの日び」
著者等紹介
若宮あずさ[ワカミヤアズサ]
漫画家。大学で学びながら漫画家になる志をたてる。せっかく入った大学を、意を決し中退する。紆余曲折を経て、漫画家としてデビュー、現在竹書房等で執筆中
高橋数樹[タカハシカズキ]
アンネ・フランクの父、オットー・フランク氏との交流をへて設立された「アンネのバラの教会」牧師。アンネのバラの教会には、アンネ・フランク資料館も併設されており、その館長も兼ねる。アンネ・フランクの研究に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
33
すっかりアンネに夢中の娘さん。また別の出版社による伝記漫画を手に取りました。後読みした自分は生き残った父親の抜け殻のような姿に、一人娘がかわいくて仕方がないですから「こんな思いはしたくないなあ…」と…自分のことのように辛かったです。収容所での過酷な描写も描かれており、あいまいさがない分、娘にもこの理不尽な歴史が、弱者を徹底的に蹂躙する戦争というものが痛烈に伝わったのではないか、と感じました。2021/01/15
月渚
9
アンネフランクはもう少し美人なのに…2020/08/10
のり
6
10年位前にアンネの日記を読もうとして挫折したので、児童書でリベンジしました。漫画はとても助かります。本当に分かりやすい。子どもの頃にもっと読んでおけばよかった。2020/08/13
I.T
3
同じく
みっさ
2
その時代のユダヤ人へのあたりが強い。今でもこういうことがあると考えると背すじが凍る