内容説明
京都の大学院から、遠く離れた実験所に飛ばされた男が一人。無聊を慰めるべく、文通修業と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。文中で友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れるが、本当に想いを届けたい相手への手紙は、いつまでも書けずにいるのだった。
著者等紹介
森見登美彦[モリミトミヒコ]
1979年奈良県生まれ。『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞。『夜は短し歩けよ乙女』で第20回山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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