内容説明
計略で戦国を生き抜いた知将。両国一の武将が魅せる頭脳戦。
目次
第1章 下剋上の世
第2章 毛利家相続
第3章 打倒尼子氏
第4章 厳島
第5章 三本の矢の訓
毛利元就を知るための基礎知識
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年、大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業
すぎたとおる[スギタトオル]
1969年、福岡県北九州市生まれ。1996年、第二回集英社青年漫画原作大賞を受賞。2002年より東京コミュニケーションアート専門学校講師となる
中島健志[ナカシマタケシ]
1988年、『コミックアフタヌーン3月号』(講談社)にて漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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石橋貴明そっくりおじさん・寺
16
我が故郷広島県の誇る英雄・毛利元就。大河ドラマになった時は沢山の本が出たが、今や手軽に入手できるのは本書と永井路子の時代小説『山霧』(文春文庫)くらい。戦国武将好きには評価の高い人物なのに不思議である。昔の学習漫画に比べ、今のものは説明が多く漫画物語らしさが乏しいのは否めない。伝説も微妙にいじってある。ただ短いページ数でコンパクトにまとめてあると思う。元就は斉藤道三なんかよりも物凄い国盗りである。2013/12/18
てん
11
武内涼「厳島」を読んだが、毛利元就について何も知らない。今や20代の息子が小学生の時に読んでいたらしい本書を家でみつけた。本自体は薄くて、しかもコミックなのであっという間に読めるのだが、毛利元就の人生を概観するには十分。ここから他の本に読書を広げていけるとよいな。2023/10/06
bakumugi
9
小3長男と共読み。三本の矢、百万一心。友を得て 猶ぞうれしき 桜花 昨日にかはる けふのいろ香は。詠む武将だな~。なかなか人間力のある武将だったんだろうな。でも私はどちらかというと酒でぽっくり系なので、性格はあわないかもな~(失笑)。正直興味薄な人物だったがなかなか面白く読めた。2015/11/29
ツキノ
7
元就は「三本の矢」、一代で中国地方十か国の太守になった。孫の輝元は関ヶ原の戦いで西軍の総大将を務めた。…基礎知識がないに等しいので、まずはこれまでの「聞きかじり」を上書きすることから。2016/07/30
あひる
3
尼子ってなんだか怖いね。酒で親が死ぬってなんだか淋しいね。2014/05/02