杉山亮のおばけ話絵本
のっぺらぼう

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  • サイズ A4判/ページ数 31p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784591119426
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

「おまえ、やまにいって、たきぎをとってきておくれ。でも、それがすんだらすぐにかえってくるんだよ。やまはくらくなるとこわいものがでるからね」ははおやにいわれたことをきれいにわすれ、すっかりかえりがおそくなってしまったおとこのこ。あわててやまをおりる、そのとちゅうでであったのは…。語りつがれる日本のお化け話のスタンダード。

著者等紹介

杉山亮[スギヤマアキラ]
1954年、東京都生まれ、児童文学作家

軽部武宏[カルベタケヒロ]
1969年、東京都生まれ。画家、絵本作家。第12回日本グラフィック展浅葉克己賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソルティ

142
絵がキレイなの!キャンパス地に描かれててなんだろ、アクリル絵の具かな?軽部武宏さんです。でもって怖い。お話は古典的なんですけど知らない人じゃなくて知ってる人がのっぺらぼうになってたら怖い。杉山亮さんが書いてます。でも最後お母さんは普通で良かった、ホッとした。赤ちゃんののっぺらぼうはかわいかった、クリノッペみたいで(笑)。2018/11/17

pino

71
わぁ。我が子が小さかったら、どんな反応をしただろう?鬼太郎が好きだったので、案外、きゃっきゃと喜んだかも。このお話の季節は、柿やトンボからして秋だな。なんだかんだに夢中になってると、あたりは真っ暗。腕白な男の子でも、山ん中は心細かったろう。しかも、いいつけを忘れたばかりに、のっぺらぼうに会うなんて。寺の和尚さんまで、顔がぺろんとなって、追っかけてくるよ。絵も迫力満点。青やら赤の色もブキミ。家で、男の子を待っていた、おっかぁのピシャン!がよかった。おっかぁは強くて優しいな。私ゃ口裂け女を思い出し怖かった。 2012/08/04

それいゆ

63
3年生に読み聞かせをしました。何冊かの絵本を見せてどれを読んでほしいか聞いたのですが、ダントツで「のっぺらぼう」でした。表紙のインパクトがすごいのでしょう。怖がりながら聞いていましたが、どこか楽しそうな雰囲気でした。ラストでみんな「あ~よかった!」と安堵して満足そうでした。2015/05/08

gtn

50
子がこんな目にあったのも、元はといえば、母が用事を命じたのが夕方だったから。なお、こんな時間に薪取りが必要になったのは、ストックがなかったからだと想像するが、大風で折れた枝をたくさん拾っても、生木は薪に適さない。2020/10/31

パフちゃん@かのん変更

40
絵がインパクトありますね。最後はお母さんで良かった。2013/08/03

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