内容説明
ちいさなふねくんは、たのまれた手紙をとどけに、大きな港町まででかけることになりました…。美しい海を舞台にしたお話。
著者等紹介
いしかわこうじ［イシカワコウジ］
本名・石川浩二。絵本作家・イラストレーター。１９６３年千葉県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。講談社童画グランプリで大賞受賞。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展で入選（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
68
小さな町で人や荷物を運んで暮らしている「ふねくん」が、男の子の依頼で、遠くにひっこした女の子に手紙を届けにいくお話。広い海原をすすむにつれて、嵐や夕日や満天の星など、自然の変化がダイナミックかつドラマチックに描かれている。最後のページはちょっとした仕掛け絵本になっていて、大きな港にたどり着いたオドロキと安堵感がうまく演出されていた。2015/11/08
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
47
沢山の船が見れる見開きのページは読み過ぎてボロボロだけど、この船くんもフェルトで作成したり、子供が小さい時に大好きで何度も読み聞かせした思い出の１冊。2017/10/08
くぅ
25
いやぁ〜最後のページが壮観！赤ちゃんの頃からですが…いしかわこうじさん、息子の心を掴みまくりです。（4歳1ヶ月）2021/06/15
バニラ風味
17
小さな町で人や荷物を運んでいる、ふねくん。今日は男の子から、遠くへ引っ越した友だち宛の手紙をあずかりました。青い空の下、いるかと出会ったり、変わった形の島を通過、雷雨にも遭いました。その後の虹と夕暮れの絵の、きれいなこと！星空と朝の海もすてき。こんな船に乗って旅したくなります。最後の方のしかけも、またグッド。夏、子どもに読んであげたい絵本です。2018/07/21
さよならキダ・タロー・寺
15
広島県内にある筆ノ里工房の図書室で、著者のサイン本を拝読。何だか良い。ストーリーを追うだけでなく、絵をじっと見ると、何とも言えぬ滋味がある。2013/11/09
