出版社内容情報
クリスマスのばんなのに、サンタさんはぐっすりねています。しかたなく、うさことおばけがプレゼントをくばることに - - - 。
内容説明
クリスマスったらクリスマス。なんといってもクリスマス…。うさこはことしもサンタさんをたのしみにまっています。ところが、サンタさんはうっかりしてくまさんのいえでグーグージュースをのみ、ぐっすりねむってしまったのです…。
著者等紹介
せなけいこ[セナケイコ]
東京に生まれる。モダンな作風で知られる画家の武井武雄氏に師事し、絵本の世界に入る。1970年に、「いやだいやだの本」(福音館書店)でサンケイ児童出版文化賞を受賞。絵本作家として独自のスタイルを確立する。ユーモアあふれる貼り絵で、おとなから子どもまで幅広い層に支持されている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいぱぱ
66
読友さんのコメント欄で誘発されて再読。全然覚えてませんが、3年前にも同じことしてる(笑)。今日僕が♪クリスマスったらクリスマス♪と言ったら即座に娘が♪な~んといってもクリスマス♪と歌いました。子供の頃の絵本の台詞ってずっと残るんですね。この絵本の主役は「めがねうさぎ」です。この絵本をはじめて読んだ時、当時4歳の息子が「おとうさんは、めがねたぬきやな」といってずっこけた事を思い出しました。いまだに「めがねたぬき」のままですが・・・2020/12/03
Kawai Hideki
60
「おばけのてんぷら」に出てくる、メガネうさぎのうさこちゃんと、おばけのコンビが織りなすクリスマスの物語。クマさん宅で、子供達を眠らせるための睡眠薬を間違えて飲んでしまったサンタクロース。ぐうぐうグッスリ寝入ってしまった。クマさんから緊急連絡を受けたうさこちゃんが、サンタの代理で配達することを申し出ると、おばけも手伝ってくれることに。トナカイの代わりにおばけがひくソリでプレゼントを配るうさぎ。シュールだ。2016/12/18
annzuhime
54
図書館本。クリスマスイブの読み聞かせにチョイス。もみの木についてる小さなおばけ。ぐーぐー寝ちゃったサンタさん。めがねうさぎがもらったプレゼント。どれも可愛い。めがねうさぎのプレゼントには4歳の次女が『えぇーっ!!』と言いながら笑ってました。うさぎさんとおばけさんの優しさで、クリスマスがさらに素敵になる1冊。2020/12/24
山田太郎
44
おばけ・せなけいこ・クリスマスと娘の好きな3点セットだ。たいへん気に入ってる様子。サンタさんが起きたのでちょっと一安心した。2014/09/08
石橋貴明そっくりおじさん・寺
35
これは眼鏡兎のうさこちゃんが主人公か…と思ったらちゃんと私の好きなおばけ君が登場(^-^)うさこちゃんとクリスマスに大活躍してくれるのが嬉しい。熊のお母さんが子供達に飲ませるグーグージュースというのが面白い。冬眠する熊でなければ、幼児に睡眠薬を飲ませるお母さんというハラハラさせる存在に見えなくもない(笑)。うさこの貰ったプレゼントを見ると、サンタクロースさんも贈り物選びのセンスが無いと思わせるが、こういうワイワイとした感想がたくさん出て来る楽しい絵本である。せなけいこさんの長寿を願う。2014/12/01