出版社内容情報
町内で「暴走する車いす」として有名な著者。いつも前向きな彼の、元気の源とは? 本当の強さについて考えさせられる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ようこ
3
題名だけ聞くと勢い若い人の青臭い意見表明のような印象を受けるが、読んでみると著者は独善的な大人よりずっといろいろな事を感じ、自分を見つめながら生きてきたことに感銘を受ける。著者に一人の人として共感したり、親としてのじぶんの在り方も考えさせられたりする良書だ2012/11/28
ヤナギ
1
下半身付随という障がいを乗り越え、前向きな生き方が素晴らしいと思った。17歳なのにこれほどまでに考え方がしっかりしていることに驚きを感じた。2009/06/26
monomono
1
障害が生きる事を邪魔するのではなく、自分の考え自体が生きる事を邪魔しているように思えた。環境を問題にして、自分に限界を作る。いつの間にこういった風に自分を制限するようになったのだろうか。岩渕さんのこの本を読んで、そう考えずにはいられない。生きることは面白いことのはずなのに。2010/12/29
s03773sh
1
タイトルのストレートさに惹かれて.身体が不自由という点より、自分の嫌な部分も良い部分も全てさらけだして、考えや生き方を出版というかたちで整理することの勇気を思うと胸が熱くなった.著者は同い年.私は17歳のときにはあった筈の、根拠のない、素直な前向きさに乏しくなって、無難な考え方に終始するようになった気がする.25歳の彼のことばを聞きたいなと思った.2010/04/03
ドミニク
0
五回は泣いた!2012/06/04