出版社内容情報
トイレの花子さんの噂を聞いたゾロリは、子どもたちを怖がらせようとトイレに忍び込んだのだが、なぜかサッカーの試合をすることになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
61
この作品の初版が1993年ということを考えるとJリーグ全盛の時代だったはず。やはり原ゆたか先生は時代の流行りを逃しません。通りかかった小学校の少年サッカーチームの子供たちとの出会いから話は始まります。トイレの花子さんといった内容も挟みつつ、ようやく最後にサッカー対決となります。若干展開にむりがある気もしますが全て織り込み済みという点がさすがゾロリシリーズです。2017/11/12
HIRO1970
35
⭐️⭐️⭐️図書館本。2016/06/18
こゆ
10
小1が学校図書室から借りた本。ゾロリ26冊目。トイレの花子さんがいるという噂を聞きつけて、肝試しするサッカー少年たちと、人間を脅かしてやろうとするゾロリチームでサッカー対戦をすることに。お化けチームはぬりかべがいたりと、いろいろ卑怯で、今回ゾロリ達は悪さに徹している。大リーグの話は野球がわからなすぎてつまらなかった子どもだけど、こちらはサッカーのルールが全くわからなくても楽しめたらしい。てか、もうちょっとスポーツも観た方がいいね…。2020/10/03
absinthe@読み聞かせメーター
7
6歳の娘に読み聞かせ。また妖怪を連れてきて、妖怪大リーグのようなことをサッカーでやるのかなと思ったが、そこはかいけつゾロリ。ほとんどサッカーと関係なく試合は進み、試合が始まるのも最後の1/3程度。さすがに話は面白い。でもゾロリは今回いいとこなし。ずるっこして、しかも小学生に完敗してしまう。2016/08/12
遠い日
6
「かいけつゾロリ」シリーズ14。シリーズ13を飛ばしてこちらに。近頃サッカーに夢中のゾロリ。自分のサッカーチームを持ちたいと願います。ところが、通りがかりの小学校の前で、悪戯心をくすぐるような話を聞き込み、俄然張り切り出しました。妖怪学校の先生も登場し、巻き込みながら作戦開始。またまた複雑に見えて雑な計画に自惚れて、小学生たちにやり込められる。サッカーの勝負でも汚い手を使って散々だ。ミサンガの願いも虚しかった……。 2023/11/28