出版社内容情報
とまどうばかりの一学期も終わり二学期になると、おちゃめなふたごはひそかにクラストップをねらう一方で、秘密の計画をたてたりいたずらをくり返しながら、同級生や新入生との友情を育てていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔（かける）
12
この巻を読んで、『おちゃめなふたご』で描かれる授業が大好きだったことを思い出しました。フランス語の授業とか、おしゃれに見えて憧れだったなあ。シェイクスピアの暗唱も、実際にやる側になったらうんざりでしょうが、読者として読む分には素敵です(笑)。アリスンが上級生に呼び出されてお茶を入れる場面や音楽室でジンジャービールを乾杯する場面では、イギリスの風俗も感じることができて楽しい。思春期にありがちの仲間はずれやいじめの描写があり心が痛かったですが、きちんとオチがついて良かった。訳者解説もすばらしかったです。2021/08/17
まる
4
新学期になり新しい仲間が加わったクレア学院。ふたごのいとこアリスンや、かんしゃくもちのマージェリー、頭が良く気立ての良いルーシなど、これまた魅力的な人物たちです。このシリーズに出てくる少女達は決して品行方正なばかりでなく、年相応ないじわるさだったり狡さももっている、等身大の女の子。だけど自分の欠点を省みたり、友人を見守る懐の深さも持っています。この物語が魅力的なのは、そういった身近さと愛情の深さにあるのではないでしょうか。2015/03/07
tenteco
2
小学生の時夢中になった本を古本屋で求めました。 ２０年くらいたった今読み返しても面白いし、当時よりずっと心が動かされた気がします。すごい作品だ…。2011/06/13
ウタマキ・コウ
0
アニメを観ているので、違いが興味深い。この巻では、思ってたほど双子は目立たないで脇に回ってるのね。2013/10/17
きょう
0
新学期のクレア学院には問題児が二人！ 先生や生徒が、ときに衝突しながらも問題児を立ち直らせていく。あるべき教育の姿かもしれない。2012/09/19
