出版社内容情報
くまの子ウーフが発見した九つの疑問、空想的で、突飛で、なかなかの難問。愛らしく笑いをさそう傑作です。他に「ウーフはなんにもなれないか?」「ゆでたまごまーだ」など三編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シルク
8
素朴な発想。素朴な考え。こどもの発する「あれ何」「これどういうこと」「それってなーぜ」etc「?」は、ひどく素朴な着眼点から出発していて、そして実に根源的な問いであったりする。のんきにコーヒー飲んでる所に幼い甥から問いを投げかけられると、うぐっとなる(´゚д゚`)さて、どう答えようかなと。自分の中からどんな応対が出てくるだろうか、出てきてくれるだろうか、出せるだろうか。こどもとの何気ないやりとりは真剣勝負だ、今現在の自分がどれほど以前と異なる自分になれたか、その姿がさらしだされる時…と感じる今日この頃。2015/04/29
nutts
6
実は、こども目線でのサイエンス書であり哲学書。“成長”とは何かを問う、「ウーフはなんにもなれないか?」は秀逸。2011/06/12
こまっちゃん
4
子供が小さかった時に、読んであげたかったなと思いました。2014/03/01
ラスコリ
2
自分の読書の1番の原点の本。初めて読んだ活字の本。小学3年生のときに読んだものの、文章嫌いな自分には理解ができなかった。 10年以上経過した今、読んでみて思ったのは、他者との違いの認識と解説に書いてあった「生命力のあふれる発想」が学べる本だなということ。 2015/03/18
ひかる
2
面白かった。2010/05/13