少年探偵江戸川乱歩全集<br> 怪人二十面相

少年探偵江戸川乱歩全集
怪人二十面相

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591001103
  • NDC分類 K913

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

39
小学校に大好きだった江戸川乱歩少年探偵団シリーズ。その後も何度も手に取っているが、何度読んでも大好き。乞食がでてきたり、ダイヤル式の電話など古いものも多く登場するが、それも違和感なく楽しめる。二十面相のポリシーとして殺人はしないっていうのもいい。今回読んで伝書鳩の名前がポッポちゃんってのを初めて知った。これから少しずつ読み進めていこう。2024/02/13

seraphim

19
小学生の頃、好きだったシリーズの1冊目。やはり面白い。パソコンもケイタイもない時代のお話だけれど、古びた感じを受けないのはさすが。ちょうど『怪盗紳士』を読んだ直後だったので、同じ内容があることにニヤリとした。二十面相と、探偵たちとの知恵比べが大好き。小林少年や少年探偵団の活躍が、子どもの頃とても嬉しかったのを思い出した。今読んでも楽しかった。2015/06/26

じょうき

18
図書館本。小学六年になる長男に。子供の頃に読み耽ったので、郷愁に似た感情を抱きながら読んだ。短い間に急展開が連続して読ませる。子供向けなので複雑さはまるでないが、乱歩語りはなぜか読ませる。大人になって読んだ初期作品における明智探偵を比較すると、スマートで超人離れしている。夫人の存在も意外だった。二十面相は記憶と違って案外と抜けたところが多く、力業も多かった。少年探偵団が一作で結成されていたのも全然記憶になかった。現代っ子の長男も面白がっていて、時代が変われど普遍的なわくわくがあるのだろう。2024/04/05

シガー&シュガー

16
小学校の頃、図書室から全巻借り出して読破するのが目標で、リストをひとつひとつ消していくのが楽しかったな。久々に引っ張り出してみたら記憶の中で随分印象を変えてしまっていたなと気づく。面白くなくなったというわけではなくて、当時読んだ時の印象が深かったゆえに、そのあとも頭の中でいろいろ妄想してこねくり回して、自分だけの明智VS二十面相プラス小林少年を作ってしまったことが分かってむしろ新鮮に本物を読めた。でもそうやって記憶の中で膨らませてしまいたくなるくらい、少年探偵団ワールドは湿気ていて淫靡で美しくて良いな。2017/11/18

あるみの

3
小学生の頃、このシリーズの表紙のどことなくシュールな感じが好きでよく眺めてました。表紙だけ眺めて中身は読んでなかったなぁ…と、ふと思い出したので図書館で借りて読んでみました。小学生の頃に読んでたら二十面相の変装に気付けてたかなぁ?とか当時の自分の事を思い返しながら読めて楽しかったです。好きな表紙の本も読みたいので定期的にシリーズ読んでいきたいです。2023/07/05

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