出版社内容情報
世界各地に伝わる神話・伝説・古記録などを博引旁証しつつ,古代世界を襲った宇宙大災変を大胆に推論して古代史の常識を覆し,欧米に大論争をまき起した異色の書。
内容説明
彗星大接近と金星誕生の謎。非常識か“超”常識か。神話・伝説・口碑・古記録等を渉猟して古代世界における宇宙大災変の謎に挑む。原著刊行以来44年。なお続く論争の書。
目次
プロローグ(果てしなき宇宙にて;天空の調和;惑星体系の起原;彗星の起原;惑星地球;氷河時代;マンモス;氷河時代と人間の昔;世界年代;太陽年代)
第1部 金星(とうてい信じられぬ話;五二年前;暴風;沸きたつ地と海;東と西;死の影;空中にかかる石;五二年の周期;パラス・アテネ;金星の会合周期 ほか)
第2部 火星(アモス;西暦前六八八年という年;何が金星と火星の軌道をずらしたか;剣の神;マースの軍馬;集団健忘症;根こぎにされた両極;乱された暦月;月とその凹孔 ほか)
エピローグ(多くの問題に当面して)