出版社内容情報
前者に収録の,カントと正面から取り組んだ「『純粋理性批判』講義」および後者=7講のホメロスからプロティノスに至る霊魂論講義が圧巻。
内容説明
哲学史におけるベルクソンの教えの本源。スピノザ、ライプニッツ解釈を中心に据えた近現代の哲学史講義、カントを批判あるいは創造的に解釈しその思考を再現した『純粋理性批判』講義、アリストテレス、プロティノスらの霊魂論の系譜を考察した七講を収録。
目次
1 哲学と哲学史補講(全6講)―クレルモン=フェラン一八八四‐一八八五年(スピノザ;空間と時間;ライプニッツ ほか)
2 近現代哲学史講義(全8講)―アンリ四世校一八九三‐一八九四年(ベーコン;デカルト;スピノザ ほか)
3 『純粋理性批判』についての講義―アンリ四世校一八九三‐一八九四年(『純粋理性批判』の序文;『純粋理性批判』への緒言;「超越論的感性論」 ほか)
4 霊魂論講義(全7講)―アンリ四世校一八九四年(アリストテレスまでの霊魂論;アリストテレスにおける霊魂論;プロティノスにおける霊魂論 ほか)
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