出版社内容情報
広く古今の哲学者や思想家,詩人.文学者の著作を援用しつつ,多様な人間の可能性に目を向けた独自の人生哲学のもとに,人生を十全に経験するための方法をさぐる。
内容説明
「生きることへの恐怖」にとりつかれたトルストイは、いかにしてこの苦悩から脱出したか。ヘーゲル、ニーチェ、ショーペンハウアー、サルトル、サンタヤナらの哲学者・思想家はもとより、ショー、シェイクスピアなど、作家たちの著作をも援用して、みずから価値を創造するものとしての人生を説き、人生を十全に経験し、全うする方法をさぐる。
目次
1 人生の意味―問いかけの言い直し
2 死の意味
3 意味の創造
4 意味と意義のある人生