目次
キーワード
用語を統一する
大事なことは繰り返す(リフレイン)
一文は短くする
構成に時間をかける
書くまえに結論を決める
論証パターンという考え方
メリハリをつける(しかも大胆に)
限定の威力(時間の限定)
限定の威力(紙面の限定)〔ほか〕
著者等紹介
木山泰嗣[キヤマヒロツグ]
横浜生まれ。弁護士(鳥飼総合法律事務所)。上智大学法学部を卒業後、旧司法試験に4回目の受験で最終合格。2年連続で論文試験に総合A評価で不合格になった苦い経験を活かし、最後の1年間で合格するための勉強法を確立。勝訴率が低いといわれる国税を相手にした税務訴訟を専門とし、多くの勝訴判決を獲得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
32
読み手は、あなたが書いた「接続詞」や「論理の流れ」を みて、次に来る文章を予測しながら読んでます。本当に「接続詞」は重要です。1.「しかし」→前の文章をわざわざ否定するぐらいだから重要な話にちがいない! 2.「つまり」→技術的に話が入り乱れてくると、とりあえず探す。 3.「さて」→話の流れの変わり目。個別的な事例を読むのが辛くなるときに見つける。 「対岸の火事」とは、思わず自分で運営しているブログに 取り入れてみたいと思います…。2012/10/16
yamaaki
10
★★★★☆これまた好きなタイプの本。弁護士の思考が好きなのかもしれません。書かれているのは、読む人に読んでもらえるような工夫をせよということですね。いろんな工夫が論理的に分かりやすい言葉で紹介されている。2017/09/25
はるびー
6
求めていたノウハウ本。人は何に期待しどんな表現で動くのか。whyよりもhowの視点から分かりやすくまとめられていた。2017/08/23
takao
4
キーワードを統一、繰り返し 弁護士が書いた究極の勉強法、書く技術・伝える技術 倉島 構成に時間をかける 書く前に結論を決める 論証パターン(問題提起、反対説、反対説の問題点、自説の根拠、結論):一般論から具体論に展開し、具体的な結論を得る。 メリハリをつける(重要度ランキング。些細なことはあえて書かない) 2022/02/18
Fige
4
「読み手の立場に立った」文書を書くこと。 簡単そうだが、実際に書くとなると非常に難しい。 まず、ぱっと見て、黒くない(漢字が多すぎない)、構成がきれい(適切な文書量)。 そして、読むと、すっと読める(用語が統一されている、誤字脱字がない)、言いたいことが頭に入る(構成が論理的、キーワードが明確)。 このとおりの文書が書けず、いつも上司に厳しく指導されている(汗) 本書は、これらのポイントを分かりやすく解説しており、手元に置いて、都度ポイントを確認するのにもってこいの本である。2014/01/06